洲本市
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洲本市(すもとし)は、兵庫県に位置する市である。
概要[編集]
淡路島南東部に位置している。人口は約4万人程で、市街地には「レトロこみち」という商店街がある。観光面も豊富で、市街地南側に位置する山城洲本城や宇山古墳、泊まりで観光する人向けにホテルニューアワジなどが観光客に人気の淡路のスポットである。大阪湾と播磨灘に面し、海岸には大きい海水浴場がある。
歴史[編集]
大永7年(1527年)に安宅治興が洲本の山に小さな城を築き、城下町を造ったのが始まり。天正9年(1581年)に仙石秀久が入城したがすぐに城主を降りて、天正13年(1585年)に脇坂安治がその後入城すると、洲本城は近世城郭に整備され、石垣も築かれた。
江戸時代は阿波藩の領地となり廃城となったが、家老の稲田家の知行地となり城下町の整備が続けられた。1976年に兵庫県域となり、明治時代にも城下町に建物が建てられた。昭和3年(1928年)には洲本城の天守も建てられる。1940年(昭和15年)には淡路島内で初めて市制を敷いた。太平洋戦争中は空襲などもあったが人的被害はなく、戦火を乗り越えたのちは高度経済成長の波に乗って市街地が発展した。平成大合併では島の西岸にある五色町と合併して、現在に至る。
交通[編集]
明石海峡大橋開通前は、空港への往来が不便で、島外への鉄道駅が存在しない[1]為、移動の面では不便とされたが、明石海峡大橋開通後は、大阪、神戸への高速バスが通じるようになり、交通事情が改善された。
脚注[編集]