播磨灘
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播磨灘(はりまなだ)は四国・小豆島・本州・淡路島に囲まれた沿海である。
地理[編集]
瀬戸内海のうち、備讃瀬戸より東、明石海峡より西、鳴門海峡より北に位置する海域である。沿岸の陸地は徳島県、香川県、岡山県、兵庫県にまたがっている。瀬戸内海は島が多いことで有名であるが、播磨灘は例外的に島の数が少ない。
気候[編集]
瀬戸内海気候で、降水量は少ない。気温は大阪あたりとあまり変わらない。そのため、沿岸には数多くのため池が作られたが、特に兵庫県の印南野台地は大規模な溜池が数多く作られている(小さい物を含めると淡路島に特に集中している)。
交通[編集]
かつては航路が発達していたが、瀬戸大橋、大鳴門橋、明石海峡大橋が開通し、さらに高速道路値下げ策が実施された現在、大都市間輸送は陸路が多くを担っている。航路は、高松・小豆島、あるいはもっと西方向と、神戸・大阪を結ぶ路線が中心で、南北方向は少ない。姫路市から鳴門市・徳島市への移動となると遠回りを強いられる。
マスメディア[編集]
日本有数の電波銀座である。兵庫・岡山・香川3県のテレビが播磨灘沿岸のほぼ全域で視聴可能であり、NHKの他にANN、FNN、JNN、NNN系列は各2局、TXN系列は1局の視聴が可能となっている。
文化[編集]
環播磨灘文化圏、があるとされる。方言も播磨灘沿岸は共通点が多く、ほとんどの地域で京阪系アクセントである。
沿岸の主な港町[編集]
脚注[編集]
- 注