オホーツク海
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オホーツク海(オホーツクかい)とは、北海道・千島列島・ユーラシア大陸・樺太に挟まれた海域を指し、東側で根室海峡や占守海峡などを通じて太平洋と、西側で間宮海峡や宗谷海峡を通じて日本海と接続している。オホーツク海の北西部にアムール川の河口があり、ここから海水と比べて融点の高い淡水が供給されていること、接続する海峡がいずれも狭いためにその淡水が流出しにくいことにより低緯度の割に流氷が発生しやすい地域となっている。2月から3月にかけてはオホーツク海沿岸のほとんどが流氷で埋め尽くされ、年によっては根室海峡を通じて根室半島にまで達することもある。この流氷は、北海道の冬の平均気温を下げる役割も持っていると考えられており、温暖化に伴い流氷が減少すれば北海道の冬の気温も急激に上昇するとみられる。
樺太周辺においては原油・天然ガスが存在している。