ペルシア湾
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ペルシア湾(ペルシアわん、英: Persian Gulf)は、は、中東のアラビア半島北に位置する湾。ペルシャ湾とも呼ぶ。
概要[編集]
イラン・イスラム共和国、パキスタン・イスラム共和国、オマーン国、アラブ首長国連邦、バーレーン王国、カタール国、イラク共和国、クウェート国と接している。
インド洋からホルムズ海峡を通り、オマーン湾、アラビア海につながる。大量の油田地域へとつながっていることもあり、石油タンカーの通行が活発。
ペルシャ湾の一番奥の部分に、チグリス川とユーフラテス川が流入する。両川の流域はメソポタミアと呼ばれ、古代より文明が栄えた。
歴史[編集]
クウェートあたりを境に、北はペルシャ、南はアラビアと呼ばれた。8,9世紀頃には、アラブ系のウマイヤ朝やアッバース朝がペルシャも支配し、湾岸全てがアラブ系のイスラム王朝の支配下にあった。その後、北岸は大国がかわるがわる支配したが、南岸は遊牧民の世界となっていた。現代になって、湾岸で油田が開発され、カタールやアラブ首長国連邦といった富裕国が誕生している。