仙台市地下鉄南北線

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仙台市交通局
N 南北線
Sendai-subway-1000.jpg
南北線で使用される1000系の車内。
基本情報
日本国旗.png日本
所在地宮城県仙台市
種類地下鉄
路線網仙台市地下鉄
起点泉中央駅
終点富沢駅
駅数17駅
路線記号N
開業1987年7月15日
最終延伸1992年7月15日
所有者仙台市交通局
運営者仙台市交通局
車両基地富沢車両基地
使用車両車両の節を参照
路線諸元
路線距離14.8 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
最大勾配35
最小曲線半径160 m
閉塞方式車内信号閉塞式
保安装置ATC
最高速度75 km/h

南北線(なんぼくせん)は、宮城県仙台市泉区泉中央駅から同市太白区富沢駅を結ぶ仙台市交通局地下鉄路線。ラインカラーは緑。路線記号N

事業名称は、仙塩広域都市計画 都市高速鉄道第1号 仙台市高速鉄道南北線。事業延長は15.56km(地下式11.65km)。

1987年の開業当初から全列車が4両編成で、ワンマン運転が行われている。原則自動運転で運行されている[注釈 1]。他線と線路が繋がっていない独立した路線であり、直通運転はない。

2015年12月6日東西線が開業するまでは仙台市及び東北地方唯一の地下鉄だった。また、開業当時の仙台市は地下鉄のある都市としては珍しく政令指定都市ではなかった。

駅一覧[編集]

全駅とも宮城県仙台市に所在。

駅番号 駅名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線 地上/地下 所在地
行政区
N 01 泉中央駅
(ベガルタ仙台・ユアスタ前)
- 0.0   地下 泉区
N 02 八乙女駅 1.2 1.2   地上区間
N 03 黒松駅
(平和住宅情報センター本店前)
1.3 2.5  
N 04 旭ヶ丘駅
(日立システムズホール仙台前)
0.8 3.3   地下区間 青葉区
N 05 台原駅 1.0 4.3  
N 06 北仙台駅 1.1 5.4 東日本旅客鉄道:仙山線
N 07 北四番丁駅 1.2 6.6  
N 08 勾当台公園駅
(三井のリハウス 仙台センター前)
(県庁 市役所前)
0.7 7.3  
N 09 広瀬通駅
(一番町 中央通り)
0.6 7.9  
N 10 仙台駅 0.6 8.5 仙台市地下鉄:東西線 (T 07)
東日本旅客鉄道:■ 東北新幹線秋田新幹線北海道新幹線東北本線仙石東北ライン仙台空港アクセス線常磐線仙山線、仙石線あおば通駅
N 11 五橋駅
(東北学院大学前)
0.9 9.4  
N 12 愛宕橋駅 0.6 10.0   若林区
N 13 河原町駅 0.9 10.9  
N 14 長町一丁目駅
(市立病院前)
0.8 11.7   太白区
N 15 長町駅
(IKEA(イケア)前)
0.7 12.4 東日本旅客鉄道:東北本線・常磐線・仙台空港アクセス線
N 16 長町南駅 0.9 13.3  
N 17 富沢駅
(カメイアリーナ仙台前)
1.5 14.8   地上
  • 市交通局は副駅名広告を販売している。2020年4月1日から2025年3月31日までは、以下の駅にかっこ書きなどで副駅名が併記される。
    • 泉中央(ベガルタ仙台・ユアスタ前)
      • 掲出は2023年2月下旬より。契約期間は同年4月1日より。
    • 黒松(平和住宅情報センター本店前)
    • 旭ヶ丘(日立システムズホール仙台前)
    • 勾当台公園(三井のリハウス仙台センター前)
    • 五橋(東北学院大学前)
    • 長町(IKEA(イケア)前)
  • 各駅ともホームは1番線・富沢方面が赤色、2番線・泉中央方面が青色となっており、各案内表示やホームドアの色も統一されている。また、接近放送・発車放送も1番線が女声、2番線が男声と統一されている。
  • 仙石線は地下鉄仙台駅ホーム北端および同駅コンコース北寄りで直結しているあおば通駅での乗り換えが推奨されている。ただしJRの乗車区間によっては仙台駅東西地下自由通路を介して仙石線仙台駅から乗車する方が割安な場合もある。
  • ICカード乗車券「icsca」が利用可能(Suicaなど全国相互利用可能カードにも対応)。icscaを利用する場合に限り、南北線全駅と市バス(るーぷる仙台、宮城球場シャトルバスを除く)・宮城交通ミヤコーバス(高速バスを除く)とを60分以内に乗り継ぐことで、ポイントが付与されるサービスがある。icsca以外のICカード乗車券及び定期券はポイント付与の対象外。
  • 上表で背景が緑色の駅(=泉中央・八乙女・旭ヶ丘・台原・北仙台・長町・長町南)は、開業時から2015年まで「乗継指定駅」とされていた。乗継指定駅とバスの乗継指定停留所[注釈 2]相互の乗り換えで、利用運賃が40円割引される制度が設定され、スキップカード(地下鉄・バス共通磁気カード)もしくは地下鉄券売機・バス車内で乗継券を購入した場合にのみ適用されていた。現在はスキップカードを含む磁気カード乗車券の販売と利用が終了しているため、この制度は廃止されている。
  • 上の表で色が付いていない地下鉄駅(上記以外の駅)やバス停を利用しても、スキップカードの乗継割引は受けられない。なお、icscaの乗継ポイントは、色の付いてない駅も含め全駅が対象となっている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. 約50名いる運転士がおのおの1か月に1往復以上の手動運転の訓練を営業中に行なっている。そのため、1日2往復程度が手動運転で運行されている計算になる。
  2. 現在のicsca乗継ポイント制度よりも適用条件が厳しく、乗継指定駅周辺の停留所であっても北仙台停留所のように乗継割引の適用外となる停留所があったり、仙台駅方面は乗継割引の適用外となる例も多く見受けられた。乗継割引適用区間も限定されており、吉岡方面は「湯船沢」バス停、秋保方面は「生出橋」バス停、岩切方面は「台原」バス停、泉中央駅・八乙女駅→虹の丘団地方面は「水の森公園キャンプ場入口」バス停まででそれ以遠は乗継割引適用外であった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]