ナゴヤドーム
ナゴヤドーム(Nagoya Dome)は、愛知県名古屋市東区にある日本のドーム型野球場。2021年よりバンテリンドームナゴヤ。
概要[編集]
オンボロなナゴヤ球場の代わりに1997年から中日ドラゴンズの本拠地として使われている。
大曽根の東郊に移転したため、中央西線や名鉄瀬戸線からの交通の便は向上したが、岩倉・江南や知多や三河からは、試合が長引いても名鉄駅に飛び乗れたナゴヤ球場より不便になった。
2021年よりネーミングライツを導入。興和が命名権を取得して、「バンテリンドーム ナゴヤ」という愛称がつけられた。
略称は「ナゴヤD」、「ナゴド」、「バンド」。
球場データ[編集]
- 建物全体
- 敷地面積:104,447m2
- 建築面積:48,169m2
- 延床面積:119,445m2
- 階数:地上6階(一部中2階)
- 高さ:地上66.9m
- 直径:屋根外形230m、ラチス部分183.6m
- フィールド
- 両翼:100 m
- 中堅:122 m
- 左右中間:116 m
- グラウンド面積:13,400m2
- 外野フェンスの高さ:4.8 m
- 内外野:ショートパイル人工芝(大塚ターフテック製グランドターフ)
- 天井最高点:グラウンド面より64.3m
- スタンド
- 収容人数:40,500人(下段席:約26,500席・中段席:約2,000席・上段席:約10,000席・立見:約2,000席、内野席:約27,600席・外野席:約12,380席・レストラン等:約520席)
- プロ野球開催時収容人数:38,414人(立見と外野席バックスクリーン部分を除いた数値)
- 車椅子席……24席(一塁側3Fに10席、三塁側3Fにグループボックスと合わせて14席)
- その他
評判[編集]
入場料が高い、駐車場が高い、メシが不味くて高い、イベントがつまらない、フィールドが広すぎてホームランが全然でない、ドラゴンズが弱くて肝心の試合がつまらないと、プロ野球ファンからはあまり良い評判は聞こえてこない。イオンモールの弁当や惣菜と球場飯を比べるのは無理があるのだが……
アニメ・ゲーム関係のライブ会場としては、隣接する駐車場が非常に広いため祝花や企画展示コーナーが置かれる可能性が高いこと、座席数が多いためにチケットが取りやすいこと、イオンモールが隣接していて食事場所に困らないなどから評価する者もいる。
アクセス[編集]
最寄り駅は地下鉄名城線・ゆとりーとラインのナゴヤドーム前矢田駅。駅改札からかなり遠いが、地下鉄からなら道中ドラゴンズロードなど野球観戦気分が高まるような掲示物があるため、退屈することはない。
JR中央線・名鉄瀬戸線の大曽根駅からも歩くことができるが、大曽根駅からはイオンモールナゴヤドーム前までイオンが運営するシャトルバスが発着しているため、これを利用するのも手である。
その他、栄・名駅まで結んでいる基幹バスの萱場停留所から歩くルートも存在し、大曽根駅ルートよりも歩く距離が短いことや、栄・名駅から運賃が210円しかかからないことから、しばしば「ナゴヤドームアクセスの裏技」として紹介される。