くりこま高原駅
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くりこま高原駅
くりこまこうげん
Kurikoma-Kōgen
くりこまこうげん
Kurikoma-Kōgen
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
路線 | 東北新幹線 |
前後駅 | 古川駅 << くりこま高原駅 >> 一ノ関駅* |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業 | 1990年(平成2年)3月10日 |
所在地 | 宮城県栗原市志波姫新熊谷284 |
電報略号 | クリ |
外部リンク | 駅の情報(くりこま高原駅):JR東日本 |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 * この間に盛岡支社と仙台支社の境界あり(当駅から古川寄りは仙台支社管内) |
くりこま高原駅(くりこまこうげんえき)は、宮城県栗原市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道駅である。
概要[編集]
1990年3月に開業した新幹線単独駅で、在来線の対応駅は登米市の新田駅である。
開業にあたっては宮城県および栗原地域広域行政事務組合によって土地の無償提供や交通拠点としての整備が行われた。
なお、設置されたのは、後述の旧築館町ではなく、旧志波姫町である。
福島方面、北上方面への新幹線が利用可能。はやぶさ号も一部停車し、乗換無しで東京まで高速にアクセスできる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
11 | ■ 新幹線 | 仙台・東京方面 |
12 | 盛岡方面 |
開業までの流れ[編集]
当駅は1979年に栗原市の前身である築館町長であった白鳥氏によって「新幹線築館駅誘致期成同盟会」が結成されたことがきっかけとなっている。当時はまだ東北新幹線自体が未開業であったものの、国鉄側は請願駅として開業するのであれば可能との回答をした。その後、議論は停滞したままであったが、1987年にJR東日本が仮称「栗原登米駅」として駅を開業することを表明すると、議論が進行し、駅建設がとんとん拍子に進んだ。
ダイヤ[編集]
- 福島・東京方面
- はやぶさ号が、朝と夕方、一日4本のみ発車する。仙台から大宮までノンストップ。
- 白石蔵王通過のやまびこ号が、朝と夕方を中心に発車する。
- 白石蔵王停車のやまびこ号が、毎時1本発車する。多くは郡山以南で速達列車となる。
- 北上方面
- 毎時1本発車する。
その他[編集]
- 通常の新幹線の駅では、停車の際にATCブレーキによって時速30kmまで段階的に速度が落とされ、それ以降は手動でブレーキをかけることになっている[1]。しかし、当駅は先述のとおりあとから開設された駅のため、信号施設の改良をする必要があった。しかし、改良にも多額の費用が掛かるうえ、近いうちに新型の信号システムに更新することが決定していたため、開業当初は閉塞信号にて車両位置・走行位置からATCを操作するという特殊な形がとられていた。その後、DS-ATCの導入によってこのような特殊措置もなくなった。
- 栗原市域には旧鉄道路盤を使用した仙北鉄道代行バスや新幹線と大岡駅付近で東西に交差するくりはら田園鉄道線があったが、駅設置に一切考慮されなかった。
岩手県南の新幹線駅が一ノ関ではなく平泉だったら、くりはら田園鉄道交点駅に支障が無かったと思われ惜しい。
外部リンク[編集]
- 駅の情報(くりこま高原駅):JR東日本
脚注[編集]
- ↑ 当時の信号システムATC-1型およびATC-2型での話。現在使用されているATCでは、時速30kmまで一気に速度を落とす形をとっている。