横浜エフエム放送

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横浜エフエム放送株式会社
YOKOHAMA F.M. BROADCASTING Co.,Ltd.
種類株式会社
略称YFM
Fm yokohama 84.7(FMヨコハマ)
本社所在地日本国旗.png日本
220-8110
神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号横浜ランドマークタワー10階
設立1985年4月22日
業種情報・通信業
事業内容放送法による超短波放送、放送時間の販売と放送番組の制作および販売
代表者藤木幸夫代表取締役会長
資本金8億円
売上高23億円(2020年03月31日時点)[1]
営業利益900万円(2020年03月31日時点)[1]
経常利益2300万円(2020年03月31日時点)[1]
純利益600万円(2020年03月31日時点)[1]
総資産38億4100万円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数単独:28名
決算期3月末日
主要株主ニッポン放送 5.89%
神奈川県 5.00%
神奈川新聞 4.55%
(2019年11月26日時点)
主要子会社エフエムヨコハマ音楽出版株式会社
外部リンクhttps://www.fmyokohama.co.jp/
特記事項:2011年4月12日より「radiko.jp」に参加。売上などは2017年6月28日官報より

横浜エフエム放送株式会社(よこはまエフエムほうそう)は、神奈川県放送対象地域として超短波放送(FMラジオ放送)をする特定地上基幹放送事業者である。

愛称としてのステーションネームはFm yokohama 84.7(FMヨコハマ)(エフエムヨコハマ エイティーフォーポイントセブン)(1985年12月20日から1993年9月30日まではFM横浜)で、局名告知以外で会社名が放送されることはない。

概要[編集]

1985年12月20日に開局。首都圏を代表するFMラジオ局として「TOKYO FM」と並ぶ規模を誇る。しかし、三大都市圏で先行FM局とエリアが重なる局としては、1985年(昭和60年)6月開局の三重エフエム放送より約半年遅れとなり、テレビの独立U局と異なり、ネットワーク形成の機会を逃した。

その後、1988年に「J-WAVE」が開局し、その番組編成が若年層を中心に注目されると移行する人が目立ち始め、1993年に「ハマラジ」に愛称を変更したものの更にリスナー離れが顕著になり、開局時と比べて地方局色が払拭されない状況だったが、2013年6月に標高の高い大山に本局送信所を変更して県外で受信環境が好転した地域が出て、現在に至る。

総務省の放送対象地域になっている神奈川県の他、東京都のほぼ全域[注 1]伊豆大島以外の島嶼部を除く)と千葉県埼玉県[注 2]山梨県[注 3]などでも聴取できるほかに栃木県茨城県[注 4][注 5]福島県南部、静岡県東部にも電波が届いている。

開局と同時期に横浜駅東口に「横浜そごう」が開業し、スポンサーとして時報を毎時0分に放送。エリア内で強いインパクトを与え[注 6]、Fm yokohamaと言えば、横浜そごうと言うくらい知名度と人気を誇った[2]。放送は2000年の「そごうグループ」破綻直後まで放送され、2001年10月から、「住宅情報館」を首都圏各地に展開する住宅販売会社「城南建設」(本社・相模原市)に変わり、現在に至る。時報音は「ポーン」(の単音)。

横浜ランドマークタワーに移転する前は1993年まで中区山下町の産業貿易センタービル3階から放送していた。

放送時間は毎日5:00基点で24時間放送だが、日曜深夜=月曜未明は1:00 - 5:00休止(この時間帯に特別番組を放送したこともある)。ただし実際この時間帯(1:00 - 4:30頃)では通常は試験電波を発射しており、新旧洋邦を問わない音楽が流れ続けている(試験電波を発射しない時もある)。これは、通常の番組と同様後述するradikoでも配信される。2013年3月現在は0分起点で10分毎に試験電波アナウンス→テストトーン→音楽のサイクルを繰り返している。この試験電波は、4:30頃一旦無変調になり、4:42からピアノの曲「ジムノペディ(1番)」が流れている。毎月第3月曜日は4:55から「番組審議委員会情報」(DJ:鳥越雅子)を放送するため、オープニングアナウンスが6分繰り上がる[注 7]。なお、休止時間中に首都圏で大きい地震などの情報が入った場合、県内の通勤ラッシュ等に大きな支障をもたらす可能性があるため、試験電波中に割り込む形で「MORNING STEPS」DJ栗原治久またはFM yokohamaのアナウンサーが伝える[注 8](あまり影響が見られない場合は試験電波中には触れずに、「MORNING STEPS」の番組で触れる)。

一時期ワイド番組終了後、時報の前にかけて「Classical music Zone」(クラシカル・ミュージック・ゾーン)というクラシック音楽が流れす時間帯があった。4:57頃と24時前は「威風堂々」が放送され、その他の時間は曜日および季節により異なるが、毎回違った曲が放送されていた。現在このゾーンは終了している。

コンビニエンスストア、サークルKサンクスと共同でソフトドリンク『湘南飲料』を地域・期間限定で発売していた。ちなみに発売当初は神奈川県限定だったが、2006年夏季より発売地域を首都圏全域に広げた。『湘南飲料』は大阪の飲料メーカー・日本サンガリアの製造。販売価格は税込147円。同じくサークルKサンクスと共同で『湘南アイスバー』を地域(関東)・期間限定で発売していた。

角川マーケティングより刊行されている情報誌・横浜ウォーカーに、「E-ne!〜good for you〜」のリポーター穂積ユタカ(愛称:ホズミン)が「Fヨコの謎を解く!ホズミンの突撃レポ」というコーナー連載を持っており、穂積が公開生放送などへ行って体当り取材を行っている。

オープニング・クロージング[編集]

共通のIDジングルが流れた後、女性アナウンサーの声で「JOTU-FM、JOTU-FM。こちらは、FMヨコハマ、横浜エフエム放送です。大山から、周波数84.7MHz、出力5kWで。小田原から、周波数80.4MHz、出力100Wでただいまより放送を開始します(放送して参りました。本日の放送はこれで終了させて頂きます)。JOTU-FM、JOTU-FM。こちらは、FMヨコハマ、横浜エフエム放送です」と告げている。

ニュース番組・天気予報[編集]

FMヨコハマのニュースは、朝日新聞読売新聞共同通信社などからの配信によるニュースを伝えている。神奈川県の情報を伝えている「エリアニュース」は神奈川新聞の協力による。時間によっては、天気予報(もしくはウェザーインフォメーション)とセットになる。

過去には平日15時55分に日本経済新聞の配信による経済ニュースを伝えていた。

天気予報は、前述のとおり、ニュースとセットで放送される場合と、ニュースと独立して「ウェザーインフォメーション」として放送される場合がある。後者はほとんどの場合、ウェザーニューズのキャスターが最新の天気予報を伝える。

なお、大地震・台風などの災害発生時には、特別番組を放送するか、通常の番組編成の合間に随時織り込まれる。ニュースが放送されない週末の朝・深夜等の場合は、約1時間ごと、主に時報前に放送される。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. 立川市ではコミュニティ局エフエムラジオ立川(84.4MHz)が混信して聞き取りにくい地域がある。
  2. さいたま市近辺ではNHKさいたまの浦和親局(85.1MHz)が混信して聞き取りにくい地域がある。
  3. 山梨県は峡南南部で同一周波数のNHK甲府の身延FM中継局(84.7MHz)に遮られて聞き取りにくい。
  4. 水戸市近辺から奥久慈地域ではNHK水戸の大子FM中継局(84.8MHz)が混信し聞き取りにくい。
  5. J:COM 茨城ACCSJWAYでも再送信している。
  6. 当時のFM局はTRIOなど、全国統一の時報CMで地域スポンサーの時報CMは珍しかった。
  7. 2012年10月末まではアナウンスは30分毎であった。一時期は毎週この試験電波枠で放送した曲がホームページ内の「曲目リスト」に掲載されていた(現在はほとんど掲載されていない)。2012年11月以降は一旦この時間帯の試験電波は休止していた。2012年12月30日深夜から大山新送信所からの電波調査のものと思われる試験電波を発射している(いわゆる「1K」と呼ばれるテストトーンと試験電波発射中のアナウンス)。
  8. 東日本大震災の際、Yokohama Soul Regendに割り込んで計画停電の情報を伝えたことがある。
出典
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日本の独立民放FM局
関東地方
神奈川県 横浜エフエム放送 (YFM)
千葉県 ベイエフエム (BAY-FM)
埼玉県 エフエムナックファイブ (NACK5)
山梨県 エフエム富士 (FM FUJI)
中部地方
新潟県
(廃局)
新潟県民エフエム放送 (FM PORT)
近畿地方
京都府 エフエム京都 (α-STATION)
全国FM放送協議会加盟局になった元独立FM局は除く。