645年
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645年(ろっぴゃくよんじゅうごねん)は、600年代の45年目のことであり、当時の日本では元号は存在せず、天皇年紀で皇極4年であったが、大化の改新により元号が建てられて大化元年となる。日本の天皇は女帝の皇極天皇であったが、大化の改新で孝徳天皇に譲位される。大化の改新が始まった著名な年である。
日本の出来事[編集]
- 6月 - 中大兄皇子(後の天智天皇)により蘇我入鹿が殺され、蘇我蝦夷は自殺する(大化の改新)。この変事により、天皇記や国記などが焼失する。皇極天皇が退位し、軽皇子が孝徳天皇として即位し、中大兄皇子が皇太子となる。左右の大臣や内臣、国博士などが初めて設置され、また大化という元号が初めて定められる。
- 8月 - 戸籍が作られる。奴婢の法が制定される。
- 9月 - 諸国の民衆の数が記録され、また私的に土地を売ることが禁止される。
- 12月 - 難波の長柄豊碕宮に遷都が行なわれる。