日本の冤罪が指摘されている事件の一覧
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日本の冤罪が指摘されている事件の一覧(にほんのえんざいがしてきされているじけんのいちらん)は、日本で冤罪の疑いがあるとされている事件の一覧。
概要[編集]
何らかの形で冤罪の疑いがあるとされている事件の一覧。無罪判決が確定した事件はこの項から外す。
一覧[編集]
1920年代[編集]
- 山本老事件 - 目撃証言の矛盾や拷問による自白から冤罪が疑われるが、戦争にとって事件の捜査資料が焼失したことも影響して2度の再審請求棄却。遺族によって第三次再審請求が行われるも、刑事訴訟法応急措置法一八条についての判断が最高裁で示されて再審請求棄却。
1950年代[編集]
- 1952年
1960年代[編集]
- 1966年
- 袴田事件 - 死刑判決確定後も無罪を主張。第二次再審請求によって事件から48年後の2014年3月27日に再審開始が決定。
1970年代[編集]
- 1974年
- 富山事件 - 革マル派の一人が殺害された事件で1987年に有罪判決が確定。1995年に出所。再審請求中。
1980年代[編集]
- 1985年
- 松橋事件 - 殺人事件で有罪確定も、自白で焼却されたとされた布が存在や凶器と傷口が合わないなどの理由で再審請求。
1990年代[編集]
- 1992年
- 飯塚事件 - 一貫して無罪を訴えるも2008年10月に死刑執行。遺族が再審請求。
- 1995年
- ケヤキ・庭石事件 - 1995年から不正に財産を得ようとしていたとして特別背任で3人が有罪。2014年に1人が再審請求。
2000年代[編集]
- 2001年
- 名古屋刑務所受刑者放水死事件 - 2011年に刑務官二人が有罪判決確定。再審請求中。
- 2002年
- 東京都文京区小石川強盗殺人事件 - 2005年に無期懲役確定。日本弁護士連合会が冤罪の可能性があると再審請求。
- 名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件 - 2012年に刑務官四人に有罪判決確定。再審請求中。
- 平野母子殺害事件 - 一審で無期懲役、二審で死刑の有罪判決。最高裁が一審に差し戻して無罪判決。検察側が控訴中。
- 2005年
- 神戸質店主殺害事件 - 一審で無罪判決も二審で無期懲役判決。2011年に確定。現在も無罪を主張。
- 旧清川村強盗殺人事件 - 一審で無罪判決も二審で逆転有罪判決。最高裁で係争中。
- 西武池袋線小林事件 - 2010年に最高裁で有罪判決が確定。再審請求中。
- 2006年
- 天竜林業高校調査書改ざん汚職事件 - 2006年と2007年に調書を改ざんした見返りとして、天竜林業高校前校長が元市長から現金20万円を受け取ったとされる事件。前校長は有罪確定後に再審請求。
- 2008年
- 志木妻子放火殺人事件 - 埼玉県志木市で放火して妻子を殺害したとして夫が起訴されるも、一審で無罪判決。
- 鹿児島老夫婦殺害事件 - 死刑求刑も一審で無罪判決。検察が控訴するも被疑者死亡で控訴棄却。
- 2009年
- 徳島石井町長ホステス暴行事件 - 暴行を行ったとして石井町長河野俊明が強制起訴された事件。一審、二審で有罪判決。
2010年代[編集]
- 2011年
- 熊谷市両親放火殺人事件 - 両親を放火して殺害したとして起訴されるも、一審で無罪判決。
- 2012年
- 北九州市2歳児暴行死事件 - 一審で無罪判決も二審で一審に破棄差し戻し。
- さいたま市南区太田窪強盗殺人事件 - 無期懲役確定後、足跡が別人だと再審請求。
- 2013年
- さいたま市9歳男児ひき逃げ事件 - 2013年に9歳男児をひき逃げしたとして起訴。一審で無罪判決。