擬制キロ

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擬制キロ(ぎせい - )とは、旅客鉄道路線において、実際の距離(実キロ)と異なる運賃計算用の距離。営業キロとも呼ぶ。

JR[編集]

新幹線[編集]

東海道・山陽新幹線上越新幹線など在来線が並行している新幹線で営業キロを採用している。

在来線[編集]

九州旅客鉄道株式会社(JR九州)と四国旅客鉄道株式会社(JR四国)で採用している。換算キロと考えは同じだが幹線と乗り継ぐ際だけでなく、自社内の地方交通線のみに使用する際にも使われる。

国鉄[編集]

昭和30年代東京・大阪の国鉄運賃が路面電車より高くならないように実際の距離よりも短く表記していた。

民鉄[編集]

名古屋鉄道[編集]

名古屋本線以外の路線で採用。路線によって実キロの1.15倍のキロ数の路線と実キロ1.25倍のキロ数の路線がある。

東武鉄道[編集]

東武小泉線で採用。距離の長い足利市経由の伊勢崎線と運賃が同じになるように割増でキロ数が設定されている。

関連項目[編集]