落語

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落語(らくご)はオチのある話。落とし噺という。

概要[編集]

話の内容は、平民から殿様までが馬鹿をやりみんなで笑うみたいな話である。

だいたい『寿限無』とか『まんじゅう怖い』とかそういうのを思い浮かべていただけたらと思う。他には笑う事に主目的を置いていない人情噺と言うのもある。

演じるのは落語家である。落語家はプロからアマチュアまでいる。プロで食っていくのは大変で、ある落語家なんか暖房器具がないといってテレビにあたっていたそうである。そんな事しても温まらない事は請け合いである。『笑点』に出るのはほんの一握りである。

その他落語には新作落語古典落語がある。新作は残念ながら色あせてしまうものが多いが、 6代桂文枝などが「創作落語」と称して永続させる試みがされている。

SF小説家の星新一が新作落語『うらめしや』を書いていた。それ以外では作者は不明だが『電車風景』は有名な所である。

ジェンダー[編集]

男女比は圧倒的に男性が多く、女性落語家は数少ない。筆者が知ってる所では林家きよ彦ぐらいである。

落ち[編集]

トタン落ちや重ね落ち、地口落ち、考え落ちなどいろいろな種類がある。いきなり落ちるのがトタン落ち。考えないとわからないものが考え落ち。ギャグを重ねるのが重ね落ち。ダジャレで強引に落とすのが地口落ちである。

道具[編集]

手ぬぐい扇子を上手に見立てて道具として使う。扇子は刀にも舟をこぐ櫓にも筆にもなる。手ぬぐいは財布に早変わり。なおここで書かれている手ぬぐいは和てぬぐいであってタオルではない。