枚方市
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枚方市(ひらかたし)は、大阪府北東部に位置する市である。旧北河内郡。
概要[編集]
大阪市と京都市南部の中間に当たる位置の市で、近畿地方の中央部に当たる場所でもある。中核市に指定されている。
たびたび「まいかたし」と誤った読み方をされる。隣接自治体は、寝屋川市、交野市、高槻市、三島郡島本町、京都府:八幡市、京田辺市、奈良県:生駒市と接する。
明治時代に陸軍禁野火薬庫、昭和に入ってから大阪陸軍造兵廠枚方製造所、東京第二陸軍造兵廠香里製造所が置かれた。1939年3月に禁野火薬庫で大爆発事故が置き、死者94名、負傷者602人、家屋の全半壊焼821戸、4400世帯以上が被災するという被害が出た[1]。1952年6月に共産党員や在日朝鮮人らが旧枚方工廠に爆弾を仕掛け、旧枚方工廠を買いとろうとしていた小松製作所社長宅(実際は別人宅)を襲撃するという枚方事件を起こした。同時に吹田市で朝鮮戦争に反対するデモ隊が警官隊と衝突する騒乱事件(吹田事件)が起きたことから「吹田・枚方事件」と総称されることもある。
禁野火薬庫の跡地は中宮団地、枚方工廠の跡地は小松製作所大阪工場及び関西外国語大学中宮キャンパス、香里製造所の跡地は香里団地になっている。
交通[編集]
道路[編集]
古くから東海道(京街道)の宿場町として栄えてきた。国道1号線、第二京阪道路といった道路が通じている。
鉄道[編集]
ゆかりの人物[編集]
- 宮崎隆太郎(枚方市の小学校で「共生共育」に取り組んだ教員)
- 出身者
関連項目[編集]
出典[編集]
- ↑ 禁野火薬庫爆破に関する殉職慰霊碑をご紹介します 枚方市ホームページ