JR東日本E233系電車0番台トタT71編成

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トタT71編成
Chuo233-0-T71.jpg
E233系全編成の中で最も新しいトタT71編成。
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
形式E233系
製造年2020年
主な走行路線中央本線青梅線[注釈 1]
所属車両
センター
豊田車両センター
両数10両固定編成
電源方式直流
制御装置VVVF-IGBTインバータ制御方式
保安装置ATS-P、ATS-SN
塗装朱色1号
編成結成年2020年
あだ名T71・71
製造所総合車両製作所横浜事業所
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JR東日本E233系電車0番台トタT71編成とは、E233系のうち、中央快速線系統にて運用される編成の1つである。

概要[編集]

中央快速線では同線を走るE233系に2階建てグリーン車を組み込むべくトイレを取り付ける工事を進めていたが、予備車確保のために青梅線・五日市線からトタ青459編成+トタ青659編成(現・トタH59編成)を、常磐緩行線からは209系1000番台2本(マト81編成マト82編成)を転属させていた。しかしそれでも予備車が不足することから、中央快速線における約12年ぶりの新車としてE233系が1本増備された[注釈 2]

これがトタT71編成であり、一部の鉄道界隈の人物の推しとなっている他、ある憶測が飛んでいることで話題になっている。

編成番号はかつて豊田車両センターに所属していた青670編成(現ナハN36編成)の続番である。

該当編成の特徴[編集]

車体については7000番台タイプ、ホームドア検知装置および袖仕切りは1000番台以降のタイプとなっている。ラジオアンテナやドア指挟み込み防止用パーツは他の0番台と異なり設置されていない。

その他はワイパーを含め0番台に準ずる。

番号は不揃いとなったが、これは既存車の続き番号としたためである[1]

憶測[編集]

荻窪駅を発車するトタT71編成。

この編成は中央線の全編成にグリーン車を導入したのち、中央線から追い出されて他線区へ移動する可能性が高いとみられている。というのも、トタT71編成は落成した際にトイレを最初から設置していなかった為である[注釈 3]。特に工事完了後京葉線に転属する可能性があると推測されている。これは京葉線に1本だけ残る209系のケヨ34編成の存在があるためと思われる。しかし、ケヨ34編成の全車にドアエンジンの更新が済んでいるなどかなり混沌を極めている状況にあり、予測はかなり難しいとみなして良い。

ATACSアンテナの搭載準備工事が完了した状態で新製出場したため、管轄路線にATACSが導入されている川越車両センター埼京線川越線)に転属するとの予測もされている。また、事故廃車されたさいたま車両センター京浜東北線根岸線)のサイ177編成の補填として、同車両センターに転属の噂などもあるが、京浜東北線の本数は上野東京ライン開業を皮切りとした相次ぐ減便により、編成数が余剰気味となっており、わざわざ異端車であるトタT71編成を転属させるメリットは皆無だろう。むしろ、宮サイの一部編成のワンマン工事を省略してケヨ34の代替に当てた方が仕様が一致するため都合が良いとの見方も強い。

年表[編集]

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  • 2020年令和2年)
    • 5月22日:J-TREC横浜事業所にて、橙色のE233系0番台の目撃情報が相次ぐ[2]
    • 6月11日:J-TREC横浜事業所を出場し、試運転を兼ねて豊田まで回送される[3]
    • 6月12日:甲府地区で性能確認試運転を行う[4]
    • 6月29日:試運転で新宿・東海道線経由で根府川まで入線する[5]
    • 7月6日:この日の97T運用より運用入りし、デビューした[6]
  • 2024年(令和6年)

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. 柴田東吾 (2021年7月24日). “中央線快速電車のE233系「T71編成」 番号の付け方なぜ不揃いに?”. 乗りものニュース. 2022年11月13日確認。
  2. 中央線向けE233系がJ-TREC横浜事業所で製造中”. 4号車の5号車寄り (2020年5月23日). 2022年11月13日確認。
  3. 中央線快速用E233系増備車が出場(編成番号はトタT71・トイレは未設置か)”. 4号車の5号車寄り (2020年6月11日). 2023年1月4日確認。
  4. 【甲府エリアへ】E233系0番台増備車トタT71編成 試運転で酒折へ”. 鉄道ファンの待合室 (2020年6月13日). 2023年1月4日確認。
  5. トタT71編成試運転で根府川入線”. 4号車の5号車寄り (2020年6月29日). 2023年1月4日確認。
  6. いちさと (2020年7月6日). “E233系トタT71編成運用入り”. 4号車の5号車寄り. 2023年7月26日確認。

注釈[編集]

  1. 青梅線の青梅以西、五日市線富士急行線に関してはホーム長が足りないため直通が出来ない。
  2. 2022年11月頃などは、この編成の導入を考慮しても予備車が不足した。
  3. なお、これは単に0番台のトイレ付き設計図が無かったからではという説もある。

関連項目[編集]