JR東日本209系電車1000番台トタ82編成
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トタ82編成
武蔵小金井駅に入線するトタ82編成 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
形式 | 209系 |
製造年 | 1999年 |
廃車/改造年 | 転用:2019年 |
主な走行路線 | 中央本線・青梅線[注釈 1] |
所属車両 センター | 豊田車両センター |
両数 | 10両固定編成 |
電源方式 | 直流 |
制御装置 | 三菱GTO-VVVFインバータ制御 |
保安装置 | ATS-SN・ATS-P |
塗装 | 朱色1号 |
編成結成年 | 2019年 |
あだ名 | トタ82・T82 |
製造所 | 東急車輌 |
備考 | 元・マト82編成 |
JR東日本209系電車1000番台トタ82編成(JRひがしにほん209けいでんしゃ1000ばんだいとた82へんせい)とは、209系のうち、中央快速線系統にて運用される車両編成の1つである。
概要[編集]
豊田車両センター所属の編成である。中央快速線に2本のみ在籍している209系1000番台のうちの1つであり、またラストナンバーでもある。一部ではT82編成という呼び名が付けられているが、これは正しい名称ではない。トタ82編成はトタ81編成とは異なり、室内灯がLED化されていない。
元・常磐緩行線のマト82編成であり、1999年に常磐緩行線の運用数増加に伴って新製された。
一方、中央快速線では2019年よりグリーン車設置対応改造・それに伴うトイレ設置・ホーム検知器設置工事を進めており、E233系のH編成とT編成の計58編成に施工を進めている(トタH49編成・トタT40編成と、転用前提で製造されたトタT71編成は改造工事対象外)。しかし、朝ラッシュ時にはほとんどの編成を使用する中央快速線では、工事で長期間離脱する編成分のE233系の予備車の確保が難しいことが判明し、他路線区からの転用を必要としていた。そこで改造工期を十分に確保するために転用されたのが、元常磐緩行線のマト81編成とマト82編成である[1]。しかしこれ以前にも、2018年の大宮総合車両センターの公開イベントで、209系1000番台2編成の転用を示唆する発言があった模様である[1][2][3]。
沿革[編集]
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- 1999年(平成11年)9月7日:東急車輛にて新製[4]
- 2010年(平成22年)1月26日:松戸車両センターにて前面強化型スカートに付け替えられる[5][6]。
- 2014年(平成26年)
- 2018年(平成30年)
- 5月26日:大宮総合車両センター公開イベントにて、209系1000番台の豊田転属を示唆するコメントが確認される[9]。
- 9月3日:209系1000番台が常磐緩行線から撤退するとアナウンスされる。
- 9月18日:209系1000代引退記念ヘッドマークが装着される。なお、ヘッドマークは前後で異なるデザインとなっている[10]。
- 10月4日:この日の23K運用をもって定期運用を離脱する。松戸車両センター我孫子派出所にてヘッドマークも同時に取り外される[11]。
- 10月13日:常磐緩行線にて209系1000番台のラストランが行われ、マト82編成が団体臨時列車を担当した[12]。
- 11月9日:豊田車両センター転属改造のため、大宮総合車両センターまで自力で回送される[13]。
- 11月15日:JR東日本労組資料が更新され、209系1000番台は高尾以西と青梅線への直通は原則しない方針であることが判明する[14]。
- 2019年(平成31年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)
編成表[編集]
方向 | ←高尾・青梅 | 東京→ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
号車 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
構造 | Tc' | M' | M | T | M' | M | T | M' | M | Tc |
82編成 | クハ208-1002 | モハ208-1006 | モハ209-1006 | サハ209-1004 | モハ208-1005 | モハ209-1005 | サハ209-1003 | モハ208-1004 | モハ209-1004 | クハ209-1002 |
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ a b いちさと (2018年10月21日). “なぜ中央快速線に209系1000番台が転属するのか”. Kumoyuni45. 2022年8月17日確認。
- ↑ “209系1000番台元マト81編成出場・豊田へ〜中央線快速転用”. 鉄道ファンの待合室 (2019年5月19日). 2022年8月17日確認。
- ↑ “「使い捨て」ではなかった通勤電車、209系の系譜”. 鉄道コム (2020年4月29日). 2022年8月17日確認。
- ↑ “209系マト82編成”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ いちさと (2010年1月26日). “209系1000番台スカート交換”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ 823A (2010年1月26日). “【JR東】209系マト82編成 スカート変更”. 2nd-train. 2022年8月17日確認。
- ↑ 水沢江刺 (2014年2月26日). “【JR東】209系マト82編成シングルアームパンタグラフ搭載”. 2nd-train+. 2022年8月17日確認。
- ↑ いちさと (2014年3月8日). “209系1000番台のパンタ換装終わる”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ いちさと (2018年5月26日). “大宮総合車両センター公開”. 4号車の5号車寄り. 2022年6月18日確認。
- ↑ いちさと (2018年9月18日). “マト82編成に引退HM取り付け”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ ベーコンレタス東マト (2018年10月5日). “マト82編成定期運用離脱”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ “209系1000番代マト82編成ラストラン”. 支配人のたららんな日々♪ (2018年10月13日). 2022年8月17日確認。
- ↑ ベーコンレタス東マト (2018年11月9日). “マト82編成大宮へ”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ ととめ (2018年11月15日). “JR東日本、元マト81編成の中央線高尾以西・青梅線へは乗り入れない方針か”. 4号車の5号車寄り. 2022年6月18日確認。
- ↑ todaystyle272 (2019年1月12日). “209系(もと)マト82編成、転用改造工事進む”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ 主任 (2019年1月25日). “元マト82編成豊田へ”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ あおとく (2019年1月25日). “【JR東】209系元マト82編成 大宮総合車両センター出場回送”. 2nd-train+. 2022年8月17日確認。
- ↑ いちさと (2019年2月3日). “トタ82編成青梅線へ入線”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ みなとさと (2019年3月18日). “209系1000番台トタ82編成、運用開始”. 4号車の5号車寄り. 2022年8月17日確認。
- ↑ “中央線209系1000番台トタ82編成TK検査入場 車両故障を起こしたトタ81編成は未だ運用に入らず”. Japan-Railway.com (2021年1月13日). 2022年8月17日確認。
- ↑ “209系1000番台トタ82編成 回送2021年1月13日(水)掲載”. 鉄道コム (2021年1月13日). 2022年8月17日確認。
- ↑ 201toyodaのツイート (1349205978441400321)
- ↑ “209系1000番台トタ82編成 回送”. 鉄道コム (2022年2月8日). 2022年8月17日確認。
- ↑ yama_815のツイート (1358668397349769216)
- ↑ Satsu24leHのツイート (1531855049000775680)
- ↑ Nanohana (2022年7月10日). “【JR東】209系トタ82編成展示を終えて返却回送”. 2nd-train+. 2022年8月17日確認。
- ↑ “209系 82編成 (豊田車両センター)”. レイルラボ. 2022年8月17日確認。
- ↑ “豊田車両センター編成表”. 知識の倉 別館. 2022年8月17日確認。