高月町 (滋賀県)

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たかつきちょう
高月町
日本国旗.png日本
地方近畿地方
所属滋賀県伊香郡
人口1万78(2009年) 人
面積41.22 km2
備考昭和29年(1954年)に誕生。平成22年(2010年)1月1日に長浜市に編入されて消滅

高月町(たかつきちょう)とは、滋賀県伊香郡にかつて存在したである。現在は長浜市に編入されて消滅している。

概要[編集]

滋賀県の北東部、琵琶湖の北東岸に位置していた町である。昭和29年(1954年12月北富永村南富永村古保利村の3村が合体して高月町が誕生する。昭和30年(1955年3月七郷村を編入する。昭和31年(1956年4月木之本町と一部の境界変更を行なった。

この町の東端には標高541メートルの山田山があり、西部の湖岸沿いには海抜300メートル前後の山本山地が南北に連なっている。中央部には平坦地があり、その西寄りを余呉川、東寄りを高時川がそれぞれ南に流れている。この町の主な産業農業であり、野菜西瓜作りなどが行なわれている。ガラス工場も立地している。町の見所としては向源寺(渡岸寺)、町立歴史民俗資料館、雨森芳洲庵などがあり、塩津湾を隔てた菅浦半島飛地町域を奥琵琶湖パークウェーが走っている。この町は「観音の里」とも称されているが、その名のとおり、向源寺の十一面観音像、宇根の春日神社の木造神像4体(滋賀県文化財)、尾山の白山神社の木造釈迦如来坐像や唐川の日吉神社の木造千手観音立像と木造菩薩立像(これら全ては国の重要文化財)など、多くの観音像が存在する。

平成22年(2010年1月1日東浅井郡虎姫町湖北町伊香郡木之本町余呉町西浅井町とともに長浜市へ編入されたことにより、高月町は消滅した。

高月町の見どころ[編集]

高月町の特産品[編集]

高月町の年中行事[編集]

人口の変遷[編集]

平成8年(1996年)時点の新居町の人口1万713人[1]、平成21年(2009年)時点の人口は1万78人である。

脚注[編集]

  1. 平成8年度版『全国市町村要覧』