特急 (京王)
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このページでは、京王電鉄が運行している電車の種別である特急(とっきゅう)について紹介する。かつて種別として存在した準特急(じゅんとっきゅう)も併せて紹介する。
概要[編集]
2022年3月12日、改正前は京王独自だった準特急の種別がなくなり、京王線の最速達列車の種別名は特急に統一された。
2022年のダイヤ改正では、特急の停車駅が従前の準特急の停車駅に変更され、(速達)特急が事実上廃止された[1]。
京王高尾線では各駅に停車するため、高尾線内はめじろ台駅、高尾駅にのみ停車する急行より停車駅が多く、この路線やあの路線の準急と区間急行みたいな逆転現象が起きている。
沿革[編集]
- 2001年(平成13年)3月27日 - 京王電鉄改定ダイヤで、従来の橋本特急を廃止し準特急を新設する。[2]
- 2012年(平成24年)8月19日 - 調布駅付近地下化によるダイヤ改定により、特急の設定が消滅。
- 2013年(平成25年)2月22日 - ダイヤ改定により、特急の設定が復活。また、停車駅に分倍河原と北野を追加し、相模原線直通列車も復活した(ただし、2001年以前と異なり京王稲田堤、京王永山、南大沢が停車駅に追加される)。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)12月10日 - 準特急という種別名称が廃止され、2021年現在の特急の停車駅が準特急の停車駅に格下げされることを発表。[1][5]
- 2022年(令和4年)
- 3月12日 - ダイヤ改正で京王線から「準特急」の種別名が消滅。
- 4月23日 - 東京競馬の開催に伴い、競馬場線で特急の運転が開始される(不定期)。
停車駅[編集]
- 京王線:新宿駅 - 笹塚駅 - 明大前駅 - 千歳烏山駅 - 調布駅( - 飛田給駅[注釈 1] - 東府中駅[注釈 2] - )府中駅 - 分倍河原駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 高幡不動駅 - 北野駅 - 京王八王子駅
- 相模原線:調布駅 - 京王稲田堤駅 - 京王永山駅 - 京王多摩センター駅 - 南大沢駅 - 橋本駅 に停車。高尾線内は各駅停車。
- 京王競馬場線:府中競馬正門前駅 → 東府中駅[注釈 3]
- 2022年3月11日以前の京王本線内の「特急」停車駅
新宿駅 - 明大前駅 - 調布駅( - 飛田給駅[注釈 4] - 東府中駅[注釈 5] - )府中駅 - 分倍河原駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 高幡不動駅 - 北野駅 - 京王八王子駅
京王以外の準特急[編集]
2021年12月現在、準特急は京王線だけで設定されていた。 京王線で設定されるより昔に小田急電鉄や近畿日本鉄道でも準特急が設定されていたが廃止された。
快速特急や特急より遅く急行より速いので、他の鉄道事業者だと快速特急を設定している事業者での特急や快速急行、特別快速に当たる立ち位置であった。
その後、阪急電鉄で快速急行より名称変更という形で設定されることが公式より発表され、2022年12月17日より運行している[注釈 6]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ a b 京王線ダイヤ改正を実施します - 京王グループ(PDF) 2021年12月10日確認 アーカイブ。
- ↑ "京王線の昔のダイヤを作成してみる(3) - おきらく娯楽工房" 2021年12月10日確認。
- ↑ "No987 4月21日(土)から競馬場線に準特急登場:京王線 井の頭線 応援歌" 2021年12月11日閲覧。
- ↑ "競馬準特急運行開始【前編】 - 三丁目の夕日の乗車記" 2021年12月10日確認。
- ↑ "京王、2022年春のダイヤ改正で「準特急」廃止 - Itmedia ビジネスオンライン" 2021年12月10日確認。
注釈[編集]
参考文献[編集]
- 『京王電鉄のひみつ』PHP研究所 - 2012.9.7