横浜市営バス300系統
300系統 | |
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鳥山大橋 → 労災病院間を走行する300系統 | |
基本情報 | |
国 | ![]() |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
種類 | 路線バス |
起点 | 新横浜駅 |
終点 | 仲町台駅 |
停留所数 | 13駅 |
経由路線 | 新横浜元石川線 |
開業 | 1983年(昭和58年)8月20日 |
運営者 | 横浜市交通局自動車部 (横浜市営バス)港北営業所 |
路線諸元 | |
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横浜市営バス300系統(よこはましえいバス300けいとう En : Yokohama Munipal bus Route No.300)とは神奈川県横浜市港北区の新横浜駅から同市都筑区の仲町台駅を結んでいる横浜市営バスのバス路線。公式サイトの路線図で示されている色はマゼンタ■。担当営業所は港北営業所である。
- 本項では仲町台方向を往路、新横浜方向を復路とする。
- 系統については以下のとおりとする。
概要[編集]
横浜市北部のターミナルである新横浜と港北ニュータウン内にある仲町台を結ぶ路線である。ほぼ全区間が神奈川県道13号線(新横浜元石川線)を走行しており、比較的運転手にとっては運行しやすい路線である。かつては港北ニュータウンの基幹路線として活躍していたものの、後述する度重なる再編により2023年1月現在、風前の灯火状態となっている。
沿線概要[編集]
新横浜駅のバスロータリーを出発後、直進し宮内新横浜線に入る。大都会新横浜のビル群をかすめながら走行する。鳥山大橋を通過後、鶴見川の支流を渡るとすぐに左折する。右手には横浜労災病院が見え左手にはさんかくばしが見えると横浜労災病院バス停に到着する。浜鳥橋交差点を右折し、労災病院の外周を回る形となる。リハビリテーション入口交差点を左折し新横浜元石川線に入る。鳥山大橋からリハビリテーション入口交差点付近では往路と復路の経路が多少異なっており、日産スタジアム→浜鳥橋を経由したのち、浜鳥橋交差点を直進し、KOSE新横浜スケートセンター前を右折して新横浜に丁目交差点を左折して新横浜駅に至る。同経路を走行する96系統の一部便は東急バスと同様にリハビリテーション入口交差点を直進したのち、ワールドカップ大橋の手前の交差点で右折し宮内新横浜戦に入り、そのまま新横浜まで直進する。日産スタジアムでの大規模イベント開催の際には往路復路問わずこの経路で運行されることがある。
リハビリテーションの交差点あたりには日産スタジアム・新横浜公園もあり、非定期での利用者も多い。日産スタジアムを過ぎると未開発地域となり、のどかな風景が広がる。道中小机新道バス停があるが、日曜日に1便のみ設定されている東急バス新横82系統のみ停車する。小机大橋を渡ると港北ICおよび横浜港北JCT前を通過する。この付近には崎陽軒の工場や住宅展示場をはじめとした大規模倉庫が立ち並んでおり、通勤での利用客が一定数存在する。新開橋停留所付近にはIKEA港北やコーナンがあり、買い物客が利用することがあるが、新横浜からの利用ではIKEAシャトルバスでの利用が主流である。新開橋をでると再び建物が減りのどかな景色となる。このあたりからは新横浜より仲町台の方向への旅客動向が大きくなる。新栄高校南口交差点を左折しブルーラインの線路と平行に走るようになり、仲町台駅入口交差点を左折するとすぐに仲町台駅バスターミナルに到着する。
沿革[編集]
300系統成立まで[編集]
1960年代に飛鳥田市長が目指した港北ニュータウン構想を機に東急東横線と田園都市線を挟んだエリアにて大規模な街づくりをすることとなり、従来は乗り入れていなかった市営バスや地下鉄も乗り入れをすることになる。1983年に第2期地区の街びらきがされることになったが、当時の市営地下鉄は新横浜にすら到達していない状態であり、ニュータウン内への乗り入れはまだ時間がかかる状態であった。そのため、地下鉄が開業するまでの間、公共交通機関を市営バス・東急バスに頼ることになり、当路線は第2地区内を通る大幹線として計画される。
1983年8月20日、港北ニュータウン内と従来の鉄道路線駅を結ぶ2路線(新横浜駅 - 江田駅線および市が尾駅 - 江田駅線)を開設する。港北ニュータウン内を走る初の市営バス路線ということも手伝って、系統番号は新たに300番台が与えられ、全者を300系統、後者を301系統とした。
姉妹系統の誕生[編集]
こうして港北ニュータウン内に路線網を持つことになった市営バスだが、当時はまだ造成直後ということもあり、新横浜側を中心に北海道のような田園地帯が広がっていた。そのため、市が尾駅・江田駅を中心としたエリアでは中山駅・あざみ野駅とを結ぶ路線を中心に複数運行されていたが、新横浜側での路線バス展開は乏しく、市営バスとして運行されていたのは道中坂線(初代88系統)と川向町線(41系統)程度であり、同時期に多数の路線を開設し始めた東急バスとは対照的であった。 そのような状況下ではあったものの、ニュータウン地域内の宅地造成が進行すると、新横浜へのアクセス手段が望まれるようになる。それ以外にも当時は都筑区が誕生する前であり、港北ニュータウンの大部分は港北区となっていた。そのため、大倉山にある港北区役所への足も確保する必要があった。目下、市営バス全体でみると金沢区の94系統や神奈川区の114系統のように、区役所へのアクセス対策路線というものがいくつか開設されていた。港北区においても港北ニュータウンから大倉山にある港北区役所への路線が計画されるようになる。こうして1986年になって新横浜 - 北川橋南線(302系統)および新横浜 - 大倉山 - 北山田線(303系統)が立て続けに開設される。
開発の発展[編集]
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地下鉄開業[編集]
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都筑区誕生の裏で[編集]
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中田市政下のもとで[編集]
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再編後の動き[編集]
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2020年代に入って[編集]
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運行形態[編集]
現行の運行形態[編集]
No. | 運行区間 |
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300E | 新横浜駅前 → 横浜労災病院前 → 浜鳥橋 → 新開橋 → 仲町台駅前 |
仲町台駅 → 新開橋 → 浜鳥橋 → 新横浜駅前 |
全便がこの運行形態で途中停留所始終着便は存在しない。沿革節で述べたとおり、2023年1月4日のダイヤ改正からは平日朝1往復のみが運行されている。そのほかの時間帯は96・318・600の各系統が運用を担っている。