板柳町
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板柳町(いたやなぎまち)は、青森県北津軽郡に属する町である。青森県の西部にある町である。
概要[編集]
昭和30年(1955年)3月に板柳町・沿川村、小阿弥村、南津軽郡畑岡村が合体して板柳町が誕生する。昭和31年(1956年)に藤崎町の一部と境界を変更。昭和33年(1958年)に鶴田町の一部と境界変更した。
この青森県の西部、津軽平野のほぼ中央部に位置する町は、五能線に沿って南は藤崎町から弘前市に通じ、北は鶴田町を抜けて五所川原市に続いているなど、交通の要衝である。歴史で見ても、交通の要衝だったことから弘前藩が支配していた江戸時代には板屋野木(いたやのき)という地名で呼ばれていた物資の集散地であり、岩木川には河港まで造成されて繁栄した。しかし、明治時代になると五所川原市が発展したため衰退した。
この町はリンゴ作りが非常に盛んで経済まで左右したとされ、記録では「次々に植えひろまりて我が里は林檎の里と世に知られゆく」とまで言われているほどである。
見どころとしては古舘城跡、高増温泉、海童神社、高増神社などがあり、無量庵のイチイと独特な鳴き声の声よし鶏が県の天然記念物に指定されている。
人口の変遷[編集]
平成8年(1996年)3月31日の住民基本台帳によると、当時の人口は1万7607人。令和3年(2021年)3月1日時点での人口は1万2681人である。
姉妹都市・提携都市[編集]
国外[編集]
産業[編集]
商業[編集]
農業[編集]
作付け面積・収穫量ともに県下5位である(平成20年度の統計)[1]。
郵便[編集]
金融機関[編集]
- 青森銀行板柳支店
- みちのく銀行板柳支店
- 青い森信用金庫板柳支店(旧:あおもり信用金庫店)
- 津軽みらい農業協同組合
地域[編集]
人口[編集]
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、8.48%減の13,935人であり、増減率は県下40市町村中23位。テンプレート:人口統計
教育[編集]
小学校[編集]
※以下は廃校。
- 板柳町立板柳小学校〈一部学区〉(1984年・板柳北小学校を統合新設)
- 板柳町立板柳第二小学校(同上)
- 板柳町立板柳小学校〈一部学区〉(1984年・板柳南小学校を統合新設)
- 板柳町立畑岡小学校(同上)
- 板柳町立沿川第一小学校(2001年・板柳東小学校を統合新設)
- 板柳町立沿川第二小学校(同上)
中学校[編集]
高等学校[編集]
管轄警察署[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
- 路線バス:弘南バス
道路[編集]
観光[編集]
名所・旧跡・施設[編集]
温泉[編集]
- 板柳温泉
- あすなろ温泉
- 高増温泉
行事[編集]
- りんご灯まつり
出身有名人[編集]
- 工藤忠(満州国侍衛長)
- 櫻錦守弘(元小結力士)
- 幡龍洋賢三(元十両力士)
- 追風海直飛人(元関脇力士、板柳町議、現:青森県議)
- 高見盛精彦(元小結力士、現:東関親方)
- 福士加代子(陸上選手)
- 松山まみ(アイドル)
- 大水洋介(お笑いコンビ・ラバーガール)
- 永沢与助(俳人、作詞家。「青森県賛歌」作詞者)
- 永山則夫(死刑囚、作家)
脚注[編集]
- ↑ 平成20年度版 ミニ統計 - 板柳町
- ↑ 青森県博物館等協議会
- ↑ あおもりの文化財 イチイ - 青森県教育委員会