大谷が打てばオリも打つ

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大谷が打てばオリも打つとは、オリックス・バファローズの一部のファンの間で信じられているジンクスである。ロサンゼルス・ドジャースの「大谷翔平ホームランを打てば同じ日にオリックスの選手からもホームランが出る」、または「大谷とオリックスのホームラン数は常に並ぶ」というものである。

概要[編集]

2024年前半のNPBは、1試合平均の本塁打数が昨季と比べて3割以上も減少した異様な投高打低状態であった。[1]オリックス・バファローズでは、昨季二桁本塁打を記録した中川圭太森友哉からことごとくホームランが出ず、6月後半時点での球団全体のホームラン数は最下位の西武をも下回るリーグ6位であった。そんな中、大谷翔平個人とオリックス球団全体のホームラン数がしばしば並んだことから、「大谷個人とオリックス全体の打撃成績が連動している」という説が唱えられるようになった。[2]

なお、オールスターゲーム終了後からは各球団ホームランが急増し、8月8日現在ではオリックスが大谷を大きく引き離している。

検証[編集]

※以下の日付は、大阪・ロサンゼルスそれぞれの現地時間である。大阪とロサンゼルスには16時間の時差があるため、例えば8月1日19時10分開始のドジャースの試合は日本時間8月2日11時10分開始となり、その試合の結果は8月2日のものとして扱われていることに注意が必要である。

 大谷・オリックスのホームランの比較
日時 大谷 オリックス球団
3月30日 1号(セデーニョ1号)
4月3日 1号
4月5日 2号
4月8日 3号
4月10日 2号(セデーニョ2号)
3号(セデーニョ3号)
4月11日 4号(セデーニョ4号)
4月12日 4号
4月13日 5号頓宮裕真1号)
4月17日 6号(頓宮裕真2号)
4月19日 7号(頓宮裕真3号)
8号(セデーニョ5号)
4月21日 5号
4月23日 6号
4月24日 9号ゴンザレス1号)
4月26日 7号
4月28日 10号(西川龍馬1号)
5月1日 11号(頓宮裕真4号)
12号(紅林弘太郎1号)
5月4日 8号
5月5日 9号
10号
5月6日 13号(セデーニョ6号)
5月7日 11号
5月8日 14号(セデーニョ7号)
5月14日 12号
5月17日 13号
5月22日 15号(福田周平1号)
5月23日 16号(若月健矢1号)
5月26日 17号(森友哉1号)
5月29日 14号
6月5日 15号 18号(太田椋1号)
6月7日 19号(紅林弘太郎2号)
6月11日 16号
6月12日 17号
6月14日 20号(杉本裕太郎1号)
6月15日 21号(西川龍馬2号)
6月16日 18号
19号
6月18日 20号
6月20日 21号
6月21日 22号 22号(森友哉2号)
6月22日 23号 23号(西川龍馬3号)
6月23日 24号(セデーニョ8号)
6月25日 24号
6月26日 25号 25号(太田椋2号)
6月27日 26号(森友哉3号)
6月29日 26号
7月2日 27号 27号(杉本裕太郎3号)
7月6日 28号
7月7日 29号(杉本裕太郎4号)
30号(若月健矢2号)
7月13日 29号
7月14日 31号(西川龍馬4号)
7月21日 30号 32号(杉本裕太郎5号)
7月24日 (オールスター紅林弘太郎1号)
7月25日 31号
7月27日 32号
7月28日 33号(頓宮裕真5号)
7月30日 34号(森友哉4号)
7月31日 35号(野口智哉1号)
8月1日 36号(森友哉5号)
37号(セデーニョ9号)
38号(来田涼斗1号)
8月2日 33号
8月5日 34号
8月6日 39号(西川龍馬5号)
40号中川圭太1号)
41号大里昂生1号)
8月7日 42号(森友哉6号)
43号(宗佑磨1号)
8月8日 44号(森友哉7号)
8月10日 35号 45号(中川圭太2号)
8月12日 46号(西川龍馬6号)
47号(大里昂生2号)
8月13日 36号

参考文献[編集]

  1. https://www.sankei.com/article/20240511-YJRXVJ6MHJPDBMXBBPJCOEX3IA/ 産経新聞,今季のボールは飛ばない? プロ野球で本塁打大幅減 投手の能力向上を指摘する声も,2024年8月8日閲覧
  2. https://www.chunichi.co.jp/article/918688 中日スポーツ,「またオリックスと並んだ」「マジで熾烈」大谷翔平24号にネット盛り上がる…大谷が打てばオリも打つ“連動説”を唱えるファンも,2024年8月8日閲覧