名鉄4000系電車
名鉄4000系電車は、名古屋鉄道が2008年から導入した鉄道車両である。
概要[編集]
瀬戸線が栄町駅への乗り入れ30周年を機に、今まで走っていたオンボロ6750系、6600系、6000系を一気に置き換えて近代化を行うために導入。
車両構造[編集]
車体はステンレス製。300系など、これまでのステンレス製車両は先頭部のみ普通鋼製だったが、この4000系では先頭部も含めすべてステンレス製となった。
内装はオールロングシート。座席の形はJR東日本などのそれと同じ。さらに名鉄の車両で初めてすべての客用ドア上に液晶ディスプレイが付いた。
台車はモノリンク式ボルスタ付台車が採用された。
沿革[編集]
2008年度から2010年度にかけて6編成導入し、6750系を置き換えた。
2011年度から2012年度にかけては8編成導入し、6600系を置き換えた。
2013年度に4編成導入し、全18編成が出揃った。この増備で6000系を置き換え、せとでんの赤い電車の歴史に終止符を打った。
現在[編集]
こうして4000系は目標を達成し、瀬戸線の車両はすべて4000系に統一された。長年待ちわびていた瀬戸線の新時代が、ついにが始まったのであった。めでたしめでたし。
と思われていたが、喜多山駅高架化工事のため編成数がどうしても1編成足りなくなり、2015年に3300系が1編成導入された。こうして再び異色を放つ路線となった。めでたしめでたし。
さらに7年後の2022年、お隣?JR東海の中央本線でまた同じようなことが起ころうとしている。名古屋駅~中津川駅間の列車を全て315系に統一しようとしているのだ。さらにこちらは編成両数まで8両に統一。もうどうなってんの?
なお、3300系については高架化終了後に名鉄が安価で買い取り、本線に転属することが判明しているため、以降の瀬戸線については再び4000系の楽園となる。