名鉄3700系電車 (3代)

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名鉄3700系電車 (3代)(めいてつ3700けいでんしゃ)は、1997年に登場した名古屋鉄道の通勤型電車

概要[編集]

3500系の増備分として1998年までに4連5本が落成した。基本的な走行システムは3500系に準ずるが、パンタグラフがシングルアームになる、車体断面が角型になる、車体長も130mm延長される、床面高さも下げられる、SIVの素子もIGBTとなるなどの改良が図られている。車体構造に関しては3100系にも踏襲された。

なお、名鉄のVVVF車におけるGTOサイリスタの採用は本系列が最後となり、以降の増備はすべてIGBT-VVVF車となった。

運用[編集]

2022年現在、廃車は発生しておらず、4連5本全車が3500系や3300系9500系と共通運用を組み、本系列単独の他3100系や3150系、9100系などとも併結して4〜8連で名鉄の本線系統の運用に就く。

今後[編集]

車齢は25年を経過するが、管内に大量に残る6500系を差し置いての廃車は考えられないものの、3500系に施行されているリニューアル・機器更新工事が本系列に普及するかは気になるところ。

関連項目[編集]

営業車
特急車
3R車 2000系 - 2200系・2300系
SR車 1000系・1200系 - 1800系
本線通勤車
3R車 3500系 - 3700系 - 3100系 - 3300系・3150系 - 9500系・9100系
6R車 6000系 - 6500系 - 6800系
SR車 5000系
地下鉄直通車 100系・200系 - 300系
瀬戸線車 4000系
事業用車
機関車 EL120形
貨車 チキ10形 - ホキ80形