冨士大石寺顕正会

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冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)とは、埼玉県さいたま市大宮区に本部を置く1957年に立教された宗教団体である。通称は顕正会

概要[編集]

顕正会の正式な立教は1957年だが、前身となる東京妙信講(とうきょうみょうしんこう)は法華講の溝中の一つとして1942年に結成されている。創価学会日蓮正宗と対立し、強引な勧誘活動を行っていることで知られる。

信者数を200万人と公称しているが、実際にはこれより少ないとみられる。

勧誘[編集]

前述の通り、この団体は強引な勧誘活動を行っていることで知られる。

  • 断ってもしつこく誘ってくる
  • お金はかからないと言われたのに金銭の請求があった
  • 入信すると表明するまで帰らせてくれない

など数々の被害報告がある。近年はオタクを勧誘対象と見なしているようで、アニメイトゲーマーズなどのアニメ関係専門店の店頭や大規模な同人誌即売会、東京の秋葉原や大阪の日本橋や難波、名古屋の大須といったいわゆるオタク向けの店が多く立ち並ぶ街区、声優やアニメ・ゲームのライブイベント等へ出没している。イベントにやってくる勧誘員はそのイベントの中身を殆ど知らない、見当違いな答えをするといった見分け方があるが、時折ちゃんと知識を持った勧誘員もいるので要注意。

なお2013年9月時点で警視庁に対し、顕正会の強引な勧誘に関する相談は80件以上あったという。

主なトラブル[編集]

  • 2001年7月2日 - 本千葉駅前で入信を断った男性に対し、信者3人が暴行を加える。
  • 2002年5月2日 - 名古屋市内で入信を断った男性に対し、信者1人が手首や服を引っ張るなどの暴行を加える。
  • 2015年10月5日 - 信者の男3人が上野公園にいた20歳未満の大学生に「東京見物に行かないか」と声をかけて車に乗せ、板橋区常盤台の顕正会の施設まで連れ去る。車中で顕正会へ勧誘されていることに不安を感じた大学生が母親へ携帯電話のメッセンジャーアプリで「誘拐されている」というメッセージを送り、それを見た母親が警察に通報したことで事件が発覚した。

外部リンク[編集]