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日蓮正宗
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日蓮正宗(にちれんしょうしゅう)は、静岡県富士宮市にある大石寺を総本山とする仏教の日蓮系の宗教法人。
概要[編集]
鎌倉時代の僧侶の日蓮(大聖人)の弟子である日興(上人)が身延山(久遠寺)を離山し、在家信徒の南条時光の招きを受けて1290年(正応3年)に駿河国上野郷の大石ヶ原(現在の静岡県富士宮市)に大石寺を総本山として開いた日蓮系の宗派。旧称は「日蓮宗富士派」や「富士門流」や「日興門流」などと称した。1912年(明治45年)に現在の「日蓮正宗」と称するようになった。
日蓮(大聖人)を宗祖とし、日興(上人)を派祖とする。「日蓮本仏論」の教義を説いている。「本門戒壇の大御本尊」の板曼荼羅を本尊とする。
新宗教の創価学会や冨士大石寺顕正会(顕正会)も、昔は日蓮正宗の在家の信徒団体だった。現在は「破門」されている。
法華講[編集]
日蓮正宗には、在家の信徒団体として「法華講(ほっけこう)」がある。
2025年(令和7年)現在の信者数は約85万人。
かつての信徒団体[編集]
- 新宗教の冨士大石寺顕正会(顕正会)は、埼玉県さいたま市に本部がある、昔は日蓮正宗の在家の信徒団体として所属していた。しかし「教義の対立」が起こった為に、1974年(昭和49年)に日蓮正宗の信徒団体から「破門」された。現在の冨士大石寺顕正会(顕正会)は、日蓮正宗や大石寺とは無関係の宗教団体である。
- 新宗教の創価学会は、昔(昭和時代)は日蓮正宗の在家の信徒団体として所属していた。しかし「教義の対立」が起こった為に、1991年(平成3年)に日蓮正宗の信徒団体から「破門」された。現在の創価学会は日蓮正宗から分離独立している。
関連項目[編集]
- 日興 - 日蓮の弟子の六老僧の一人。
- 大石寺 - 静岡県富士宮市にある日蓮正宗の総本山の寺院。
- 創価学会 - 昔は日蓮正宗の在家の信徒団体だった。
- 冨士大石寺顕正会(顕正会) - 昔は日蓮正宗の在家の信徒団体だった。