ムーンライト九州

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ムーンライト八重垣から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ムーンライト九州/ムーンライト山陽/ムーンライト山陰/ムーンライト八重垣/ムーンライト高知/ムーンライト松山
Ml-kyushu-EF65.jpg
新大阪駅に停車中のムーンライト九州。
概要
種別快速
運行開始1988年頃
運行終了2009年(実質最終運転)
運行事業者JR西日本
JR九州
JR四国
路線
走行路線山陽本線
伯備線
山陰本線
宇野線
本四備讃線
予讃線
鹿児島本線
起点京都駅
新大阪駅
終点出雲市駅
博多駅
博多駅
松山駅
高知駅
その他
使用車両国鉄12系客車
国鉄14系客車
両数3両〜6両

ムーンライト九州(むーんらいときゆうしゆう)とは、かつてJR西日本が運行していた臨時夜行快速である。本ページでは、近畿発着の他のムーンライト号についても記述する。

概要[編集]

1988年頃から、当時台頭しつつあった高速バスへの対抗手段として登場した。最盛期となる1990年代には、松山・高知・山陽が併結運転をして運転されるなど、多層建て列車として多くの鉄道ファンの注目も集めた。また緩急車が足りないためか、最後尾は中間車の妻面にテールライトが取り付けられたこともあった。18きっぱーだけでなく、格安旅行者からも熱い支持をうけたものの、全て2000年代後半の運行を最後に実績がない。つまり実質的な廃止である。

ムーンライト高知は通常期は全車グリーン車扱いで運転されることが多かったが、青春18きっぷ期間だと普通車を連結していた。稀にカーペットカーが戦列に加わることもあった。

車両は主にシュプール用の14系「シュプールアンドリゾート」が使用されたが、稀に一般の12系/14系座席車が運用に入ることも有り、このさいは「ふるさとライナー」として区別された。

種類[編集]

ムーンライト九州(1990〜2009)
京都〜博多(山陽本線経由)
ムーンライト山陽(1988〜2005)
京都/新大阪〜広島/下関(山陽本線経由)
ムーンライト山陰(1990)⇒ムーンライト八重垣(1996〜2005)
京都〜出雲市(伯備線経由)
ムーンライト松山(1995〜2009)
京都〜松山
ムーンライト高知(1989〜2009)
京都〜高知
東日本旅客鉄道 ムーンライトえちご - ムーンライト信州 - ムーンライト仙台 - ムーンライト東京 - ムーンライト松島 - ムーンライト横浜 - ムーンライトながら×
東海旅客鉄道 ムーンライトながら×
西日本旅客鉄道 ムーンライト八重垣 - ムーンライト山陽 - ムーンライト九州 - ムーンライト松山 - ムーンライト高知
四国旅客鉄道 ムーンライト松山 - ムーンライト高知
九州旅客鉄道 ムーンライト九州
×は廃止された列車、は廃止発表がないが現在運行されておらず事実上廃止状態の列車