温泉町

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おんせんちょう
温泉町
日本国旗.png日本
地方近畿地方
所属兵庫県美方郡
人口6962 人
面積138.02 km2
備考湯村温泉で有名な町である。

温泉町(おんせんちょう)は、かつて兵庫県北西部(美方郡)に存在した。旧二方郡平成17年(2005年10月1日浜坂町と合併して新温泉町となったことにより消滅した。湯村温泉で有名な町である。

概要[編集]

美方郡中西部に存在していた町で、南北に長い町域を持っていた。この町域は但馬山岳県立自然公園に指定されており、町の中には1000メートル級の山岳が随所にある。

昭和29年(1954年)に旧温泉町と照来村八田村が合併して町制を施行して温泉町が成立する。この町のほぼ中央部には湯量の多い有名な湯村温泉があり、温泉町の町名は言うまでもなくここから名付けられたものである。

主要産業は温泉を中心とした観光産業のほかは、稲作を主要産業とする。他に但馬牛の飼育や20世紀梨の栽培、酒造り杜氏の里としても知られている。交通面では山峡の町であるが、その町の中央部に国道9号線が通っているため、鳥取県浜坂町への交通の便に恵まれている。

観光地としては湯村温泉のほか、畑ヶ平高原、上山高原、リフレッシュパークゆむら、牧場公園スキー場、兵庫県指定名勝の小又川渓谷、霧ヶ滝渓谷など豊かな自然に恵まれた行楽地が多い。飯野地区には青少年旅行村もある。丹土地区にははねそ踊りが伝わっており、兵庫県の重要無形文化財となっている。他にも日本初の昆虫化石博物館であるおもしろ昆虫化石館、但馬牛博物館を併設した但馬牧場公園、また町の中央部を流れる岸田川釣りの名所として知られ、その上流ではヒラベやアマゴの養殖も行なわれている。

平成17年(2005年10月1日浜坂町と合併して新温泉町が発足したことにより、温泉町は廃止された。

年中行事[編集]

特産品[編集]

温泉町の見どころ[編集]

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人口の変遷[編集]

平成8年(1996年)度版『全国市町村要覧』によると、平成8年度の温泉町の人口8012名である。平成17年(2005年)9月1日時点の温泉町の人口は6962名である。

外部リンク[編集]