河陽鉄道

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河陽鉄道 (かようてつどう)は、かつて大阪府に本社を置いた鉄道事業者である。

概要[編集]

1898年3月に柏原駅-古市駅を軌間1067mmの蒸気鉄道として開業した。
現在の近畿日本鉄道道明寺線、および長野南大阪両線の一部が該当し、近鉄の路線の中では最も古い鉄道路線である。

沿革[編集]

河陽鉄道→河南鉄道→大阪鉄道→関西急行鉄道 (蒸気→蒸気・電気→電気)
区間 キロ程 免特許年月日 開業年月日 備考
柏原駅-古市駅 4.3 1896年2月4日 1898年3月24日
古市駅-富田林駅 5.5 1896年2月4日 1898年4月14日
富田林駅-滝谷不動駅 3.0 1896年2月4日 1902年3月25日 1922年4月19日直流電化
滝谷不動駅-長野駅 3.7 1896年2月4日 1902年12月12日 1922年4月19日直流電化
道明寺駅-布忍駅 8.0 1918年6月22日 1922年4月19日 当初より直流電化
布忍駅-天王寺駅 8.5 1918年6月22日 1923年4月13日 当初より直流電化
古市駅-久米寺駅 21.2 1920年3月20日 1929年3月29日 当初より直流電化

免特許年月日[編集]

免特許年月日
河陽鉄道→河南鉄道 1899年5月10日譲渡
河南鉄道→大阪鉄道 1919年3月8日改称
大阪鉄道→関西急行鉄道 1943年2月1日合併
柏原駅-古市駅-富田林駅 1895年10月仮免許
柏原駅-古市駅-富田林駅 1896年2月4日免許
富田林駅-滝谷不動駅-長野駅 河陽鉄道の免許を引継
古市駅-久米寺駅 南大阪電鉄の免許を引継

参考文献[編集]