木内信夫
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木内 信夫(きうち のぶお、大正12年(1923年)11月3日 - 令和3年(2021年)4月24日)は、東京都出身の柏市在住の川柳家、水彩画家、イラストレーター。日本で初めて存命中に「世界の記憶」(ユネスコ世界記憶遺産)の登録を受けたシベリア抑留画家で知られる。
略歴[編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
昭和19年(1944年)、太平洋戦争の最中に関東軍に入隊し、満州国で敗戦を迎えた。敗戦後は同国に侵攻してきたソ連軍の捕虜となり、ウクライナの収容所に抑留される。昭和23年(1948年)に京都府の舞鶴に帰還した。
平成27年(2015年)10月、自らの抑留体験を回想した水彩画40点を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)として登録されている。
令和3年(2021年)4月24日午後2時30分、老衰のため、千葉県柏市の自宅で死去した。97歳没。葬儀・告別式は近親者のみで行なわれた。