関東軍

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関東軍(かんとうぐん)とはポーツマス条約でロシアから受け継いだ遼東半島の大連・旅順などの都市を含んだ地域を守る日本軍のことである。なお日中戦争の発端となった盧溝橋事件を起こした当事者の集団でもある。

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概要[編集]

関東州とは遼東半島の先端に位置する旅順・大連を含むエリアである。日本の植民地であり、関東庁が1945年まで置いてあった地域である。なおjawpでは首都は大連となっている。そしてその関東州を守備するのが関東軍である。

関東軍が起こした事件[編集]

張作霖爆殺事件...利害が対立し、利用できないと考えた関東軍が張作霖を爆殺した事件。下記の盧溝橋事件と加えて日中戦争の発端となった。

二・二六事件...関東軍の主な派閥である皇道派が起こしたクーデター。天皇中心の国家を作ろうと考えた皇道派中心に起こしたクーデターだが、天皇に見放されてクーデターは失敗に終わった。

盧溝橋事件...関東軍の一人の兵士が帰ってこなかったことに加え中国軍が攻撃したという誤った情報により日中両軍が開戦した事件。近衛文麿内閣は中華民国に宣戦布告する予定だったので黙認し、宣戦布告無しで日中戦争が始まった。