寺内タケシ
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寺内 タケシ(てらうち タケシ、昭和14年(1939年)1月17日 - 令和3年(2021年)6月18日)は、日本のギタリスト、作曲家。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本名は寺内 武(てらうち たけし)。既婚者で長男あり。
明治大学中退、関東学院大学工学部電気工学科卒業。関東学院大学在学中からバンド活動を始めており、昭和37年(1962年)に寺内タケシとブルージーンズのバンドマスターを結成し、リード・ギターを努める。幅広い音楽活動で加山雄三主演の映画「エレキの若大将」に出演するなどし、多くの賞を受賞した。ところが昭和49年(1974年)にエレキが非行を助長するとしてエレキ禁止令が全国の学校に拡大したことに抗議し、全国の高校を対象にしてハイスクールコンサートを開始して平成29年(2017年)まで続けた。平成7年(2005年)の阪神淡路大震災においては、自動車メーカーと協力して音響設備を使った避難誘導者を開発したりと、社会活動にも尽力した。
令和3年(2021年)春に誤嚥性肺炎で入院し、一時期回復していたが容態が急変し、6月18日午後8時37分、肺炎のため、神奈川県横浜市の病院で死去した。82歳没。
代表曲[編集]
- オリジナル曲
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- ユア・ベイビー(リバプールサウンド時代到来を予期して加瀬邦彦が作曲したヴォーカル曲、後にザ・ワイルドワンズもカバー)
- ブルー・ジーンNo.1(加瀬邦彦作曲のオリジナル)
- テリーのテーマ
- テストドライバー
- 涙のギター
- 空飛ぶギター
- フィードバックギター
- 黒いカーネーション
- 羅生門
- 悪魔のベビー
- 青春へのメッセージ(ヴォーカル曲)
- 太陽の花(寺内作曲で、寺内タケシとバニーズによる歌唱曲)
- クラシックのカバー
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- 運命(ベートーベン「交響曲第5番」)
- 未完成(シューベルト「交響曲第7番」)
- 熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
- ハンガリア舞曲(ブラームス)
- ペルシャの市場にて(アルバート・ケテルビー)
- 剣の舞(アラム・ハチャトゥリアン)
- ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
- 日本民謡のカバー
- 編曲
- その他
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- キャラバン
- パイプライン
- ダイヤモンド・ヘッド
- エル・クンバンチェロ
- イン・ザ・ムード
- 雷雲(RAIUN)(村下孝蔵の作曲)
- 軍艦マーチ
- 青い渚をぶっとばせ
著書[編集]
- 「エレキ部落の大統領」
- 「死ぬ気でやってみろ!」
- 「我は無なり、我は有なり」
- 「寺内タケシの手作り課外教育」
- 「海を越えて愛」
- 「バカやってるかい」
- 「テケテケ伝」
- 「断腸の思い」等
脚注[編集]