四條畷神社
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四條畷神社(しじょうなわてじんじゃ)は、大阪府四條畷市南野2-18-1にある神社。建武中興十五社の一社で、旧社格は別格官幣社である。南朝の将として戦い、四條畷の戦いで敗死した楠木正行を主祭神としている。
概要[編集]
飯盛山の北西麓にある神社で、明治23年(1890年)に明治天皇の勅命により創建された神社である。主神は楠木正行。弟の楠木正時や楠木正家、和田賢秀、和田新兵衛など四條畷の戦いで戦死した楠木氏の一族24名を祭祀している神社である。
正行は楠木正成の長男で、父の遺志を継いで南朝の武将として各地で室町幕府軍を破って奮戦したが、足利尊氏はこれに対して高師直・高師泰に細川清氏、細川頼春、仁木頼章、今川範国、武田信武、佐々木道誉、佐々木氏頼ら6万の大軍を差し向けて四條畷の戦いで殲滅した。
境内には正行の母・大楠公夫人を祀る御儭神社があり、桜や楓などが植えられており、春や秋は花見客で賑わう。なお、毎年2月12日に例大祭、4月5日に春季大祭、10月5日に秋季大祭が開催される。