名古屋遊覧バス
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名古屋遊覧バス(なごやゆうらんバス)とは、かつて愛知県名古屋市に本社を置いていた第三セクターのバス事業者である。
概要[編集]
『名古屋ユーランバス』などと通称された。
名古屋市内の定期観光バスは市交通局が運行していたが、名古屋鉄道や中部観光自動車も参入を計画。競合を避けるため、1962年(昭和37年)に名古屋市・名古屋鉄道・中部観光自動車・東海銀行の合弁で設立され、交通局運行の定期観光バス事業を継承し、貸切バス事業も営んだ。
平成に入ってからは定期観光バスの不振、貸切バス需要の減退などによって経営環境が悪化し、2006年3月に事業を廃止。解散した。事業廃止時点で車齢の新しいバス車両は中古車として売却され、この中でも豊鉄バスと後藤観光(岐阜県)に渡った車両は遊覧バス時代の塗装ほぼそのままで活躍していた。