名鉄観光バス
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名鉄観光バス株式会社(めいてつかんこうバス)とは、名古屋鉄道系列の貸切バス事業者である。
概要[編集]
名鉄グループ内では貸切バス需要の増加に合わせて各地に貸切バス事業者が設立されたが、それらが時代の流れとともに徐々に集約されていき、1999年から2003年の時期に以下の3社にまとめられ、乗合自動車事業も兼業していた。
この3社と株式会社名鉄岐阜観光が2008年7月に合併して発足したのが、現在の名鉄観光バスである。
本社は名鉄バスセンターの入居する名鉄バスターミナルビル10階に所在していたが、2012年2月に神宮前駅駅西ビルへと移転。更に2021年6月に名鉄交通ビル7階へ本社が再度移転している。
同社は、合併時に手がけた乗合事業を徐々に名鉄バスなどに移管して、貸切観光バスを中心に手掛けるが、名鉄バスからの運行委託という形で繁忙期のみ運行される青葉号(名古屋 - 仙台)の4列シート・トイレ無しの続行便など高速バスの運行も手掛けている。
車両[編集]
主に三菱ふそう車と日野車が中心で、ふそう車は以下の愛称を持つ車両を取り揃えている。
- リボン60
- リボン57
- リボン56
- ロイヤルグリーン53S
- シオン27
- リボン27
- レゼル
一方日野車は
- リボン60J
- リボン55J
- リボン44J
- リボン44JL
の4種類を取り揃えている。
また電気バスとして、EVモーターズ・ジャパンのF8シリーズを「シエル27」の愛称で導入している。
かつてはハイグレード貸切車として、スーパーハイデッカー3列シートの「ゼウス」も有していたが、ゼウスは2021年11月の貸切運行を最後に引退した。
2024年にスーパーハイデッカー・トイレ付で4列シート37人乗りの「レゼル」が登場した。