名古屋県

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名古屋県(なごやけん)とは、明治時代初期の廃藩置県後に東海地方で成立したである。

概要[編集]

明治4年7月14日1871年8月29日)に名古屋藩が廃藩置県により名古屋県となった。その約4か月後の明治4年11月22日1872年1月2日)に犬山県を併合。知多半島[注 1]以外の旧尾張国の地域を県域とした。

明治5年4月2日1872年5月8日)に愛知県と改称されたことにより、名古屋県は廃止となった[1][2]。なお、額田県を併合して、ほぼ現在の愛知県域が確定したのは、県名改称の約8ヶ月後である。

言い間違い[編集]

世間的には愛知=名古屋のイメージが強く、横浜神戸と違い県名の行政区が無いため、「何県?」と聞かれた際、名古屋県は既に廃止されているにもかかわらず「名古屋」と答えてしまう言い間違え事例が多い。
同様の事例は、四国の行政中心を抱える香川県(高松県は1871年に廃止)でも多い[注 2]

さらに、名古屋県よりは頻度が少ない気がするが、

の関係でも同様の現象がまあまあ起こる気がする。

脚注[編集]

  1. 現在は名古屋市域の緑区大高・有松地区も該当。
  2. 松本明子が「高松県と呼ばないで」と呼びかけたこともあった。
出典
  1. 谷川『知らなかった!都道府県名の由来』P126
  2. 谷川『知らなかった!都道府県名の由来』P127

参考文献[編集]