宇都宮県
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宇都宮県(うつのみやけん)とは、明治時代初期の廃藩置県後に関東地方で成立した県、および現存と誤認される県の名前。
概要[編集]
下野国北東の4郡(河内、芳賀、塩谷、那須の各郡)を県域とした。
歴史[編集]
- 明治4年7月14日(1871年8月29日)に宇都宮藩が廃藩置県により宇都宮県となった。
- 同年11月14日(1871年12月25日)に大田原、黒羽、烏山、茂木の4県と統合し、宇都宮県を改めて置く。
- 1873年(明治6年)6月15日 - 栃木が県庁所在地の栃木県に併合。
- 1884年(明治17年)1月21日 - 栃木県庁が宇都宮に移転。
言い間違い[編集]
栃木県には政令指定都市がなく、県庁所在地の宇都宮市に横浜や神戸のような県名の行政区が無いため、「何県?」と聞かれた際、宇都宮県は既に廃止されているにもかかわらず「宇都宮」と答えてしまう言い間違えや、栃木市を栃木県の現在の県庁所在地と誤認する事例が少なくない。