創世記
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はじめに神は天と地とを創造された
創世記(そうせいき、英:Book of Genesis)とは、ヤハウェが天地を創られたという表現から始まる人類史の始まり[1]。
概要[編集]
「エデンの園」という楽園で最初の人間アダムが生活を始める。妻も与えられる。しかし事件が起きる。食べたら死ぬと言われていた木の実を二人とも食べてしまう。
その後、「ノアの大洪水」とか「バベルの塔」とか「言語の混乱」とか。その後はアブラハムからヨセフまでの世代。
考察[編集]
- 蛇に騙されたとはいえ、人間は死ぬ事を選んだ。ある意味殺人事件である。つまりそれ以前は人間は死ぬ事は無かったという事になる。
- アダムは女から木の実を差し出された時、神と女のどちらに従うのか、二択を迫られた。恐らく神に従って実を食べない事を選んでいれば、死ぬ事は無かったのかもしれない。
- 女の方も神と蛇のどちらに従うのか、二択を迫られていた。恐らく神に従って実を食べない事を選んでいれば、死ぬ事は無かったのかもしれない。
「へび」をプロファイリング[編集]
- 創世記3章で、蛇がエバに語りかける独特なセリフ回しの一部から、このセリフを紡ぎ出した人格の分析をすると面白い事が分かる。
へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」 — へび、創世記3章4節から5節
- 『あなたがたの目が開け、』という部分で、その時点では目が開けていなかったようだが、前後の文脈を見ると視覚は生きている事が分かるため、これは見えていないというよりはつまり"認識できていない"事が存在するという事を知っていたという事が分かる。
- 『あなたがた...[中略]...神のよう...』という部分では、確かに人間は神に似ているが及ばない、まだ善悪を知らない、と人間ではない存在から認識されていた事が分かる。
- 神は善と悪の両方を知っている存在である事も分かる。
- 後にアダムは死んでいる記録がある[4]ため、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう」は嘘で、事実は「あなたがたは死ぬ。それを食べると」という事だったとも分かる。つまりここでこう語りかけた人格は悪に近い存在だったという事も分かる。
神から隠れる方法について[編集]
人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 — 創世記3章8節
- この行動から察する事ができるのは、神は人と接する時に、人型のハードウェアをインターフェースとして用いていた可能性である。まだ神をよく知らない二人は、木の間に入る事で神から身を隠せると考えた模様。
なぜモーセがこれほど時代を遡って書けたのか[編集]
考えられる理由は、ヤハウェがどう書くべきかを教えていた可能性である。その気になれば人に自動筆記させる事くらいは容易いのかもしれない。
主は彼に言われた、「だれが人に口を授けたのか。[中略...]主なるわたしではないか。それゆえ行きなさい。わたしはあなたの口と共にあって、あなたの言うべきことを教えるであろう」。 — 出エジプト記(口語訳)4章11節から12節
人間の寿命について[編集]
「老化」も参照
ノアの大洪水の後の記録を見ると、人間の寿命が徐々に短くなっていくように見える点について、考察される事はある。
- ノアは大洪水を生き残り、950歳まで生きたとされる[5]。
- ノアの子供セム、ハム、ヤペテについては、セムの系図がクローズアップされる[6]。その後はアブラム(アブラハム)についての記述になり、その頃に200を下回っている。
- アブラハムは175歳[7]、イシマエルは137歳[8]。イサクは180歳[9]。ヤコブ(イスラエル)は147歳[10]。ヨセフは100歳[11]。
宇宙線が増えた説[編集]
脚注[編集]
- ↑ “創世記(文語訳)1章から2章”. ウィキソース (2015年7月17日). 2019年1月3日確認。
- ↑ “#10 驚くべき発見!「恐竜、ノアの箱船」 / ロス・パターソン”. サンライズミニストリー (2012年11月26日). 2018年11月17日確認。6:15以降。
- ↑ 動画の11:05以降。化石化した木が地層を縦に貫いているらしい。
- ↑ 創世記(口語訳)5章5節
- ↑ 創世記(口語訳)9章29節
- ↑ 創世記(口語訳)11章10節から32節
- ↑ 創世記(口語訳)25章7節
- ↑ 創世記(口語訳)25章17節
- ↑ 創世記(口語訳)35章28節
- ↑ 創世記(口語訳)47章28節
- ↑ 創世記(口語訳)50章26節
- ↑ "ノアの大洪水". キリスト教読み物サイト. 2021年5月9日確認。