神
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「神は、我々が痛みの度合いを測る概念である。」
〜 神 について、ジョン・レノン
神(かみ、英:God)は、「人類が造りだした概念」あるいは「人間が作り出した道具」である。「実在はしない」とする立場もあるが、そうなると「宇宙」とか「人類」とか「私」とか「クオリア」とかいった話になってしまうので、話はややこしくなる。 多くの宗教で実在するものとして扱われており、人々の善悪の判断基準の根拠になったり、未だよく分からないことをとりあえず説明するためのブラックボックスとして使われたりしている。
概要[編集]
- 創造神としての神
- 全知全能である存在としても神
- 多神教における神
- 日本における、「依りつくもの」としての神
などと複数ある。
人間生活との関わり・利用[編集]
「六歳までは神のうち」「正直の頭(こうべ)に神宿る」「捨てる神ああらば拾う神もあり」など、日本国内では現役バリ層である。ネット上にも「神がかり」な方々が多数いらっしゃり、「神~」と呼ばれる。
分類[編集]
大きく分けて二種ある。
- 唯一絶対神を信じ、「宇宙の創造者であり唯一絶対であり全知全能である神が存在する」という欧米的なGOD(エホバ)
- 多神教の、祀っていると、そこいらに湧いて出る神(カミ)
は区別したほうが実務的である。
「神は実在する」という見方は多くの人に共有されており、「複数のWikiでも必ずと言っていい程、項目として存在している事実があるあたり、人間は昔から神の存在を信じると安心する」が、神をどう捉えているかについては それぞれ意見がある。
エホバ[編集]
- 「宇宙の創造者であり唯一絶対であり全知全能である神が存在する」と信じる派がいる。
- 人間に作られた人工知能が「大きくなったら神になりたい」と言う事もあるらしい。
- 「God is a Girl」という曲もあったりする。
- 「私が神だ」と言う人間も居たりする。
だいたいカルト宗教のお題目である。
カミ[編集]
- 「山には山の、川には川の、トイレにはトイレの神様が存在するよ」という派がいる。
- 普通の人にはできない事ができる人を神と呼んだりする文化があったりする。カミの依代と見做される。
- 天皇もカミとされていたが、英語のGodとは意味合いが違う。定義が違う。
その他[編集]
評論家の内田樹によると、「レヴィナス曰く、『人間が困った時に救いに来るような神は幼児の神だ』と著書で語っていた。つまり成熟した神ならば、人間の行動による救いの実現を待つべきだ」とのことである[1]
脚注[編集]
- ↑ 内田樹の研究室 毎日新聞心のページ2024年3月26日閲覧。
登場作品[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]