伝道の書
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伝道の書(でんどうのしょ)とは、旧約聖書中に含まれる、古い書物。口語訳聖書中だと21番目。
概要[編集]
1章1節には「ダビデの子、エルサレムの王である伝道者の言葉。」とある。1章16節では「わたしは、わたしより先にエルサレムを治めたすべての者にまさって、多くの知恵を得た。わたしの心は知恵と知識を多く得た」とある。ダビデの子で知恵と知識を多く得た王と言ったら、ソロモン王である[1][2]。
そのソロモン王がいろいろやった上での結論とか覚え書きを書き残している。
注目できる点[編集]
- 9章5節では「生きている者は死ぬべき事を知っている。しかし死者は何事をも知らない、また、もはや報いを受けることもない。その記憶に残る事がらさえも、ついに忘れられる。」とあり、まさに「死人に口なし」ということわざ通り、死者は何も出来ないと分かる。やっぱり聖書的には復活が死者にとっての基本的な希望になると分かる。
結論[編集]
ソロモンはこの書で結論として、12章13節で「多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。」と書き残している。お陰でエンペディアンとしても記事の書き過ぎは疲れるのであろうと予測できる。
そのため、12章14節では「神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。」と教えてくれている。
脚注[編集]
- ↑ “列王紀上(口語訳)第3章”. ウィキソース (2018年7月13日). 2018年11月22日確認。
- ↑ “列王紀略上(文語訳)第3章”. ウィキソース (2018年7月9日). 2018年11月22日確認。