ヨブ記

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人がもし死ねば、また生きるでしょうか。ヨブ

ヨブ記
(Book of Job)
ジャンル 旧約聖書
著者 モーセ
その他 西暦前1657~1473年頃の話

ヨブ記』(ヨブき、英:Book of Job)とは、旧約聖書中に含まれる、古い書物。口語訳聖書中だと18番目。

概要[編集]

ヨブという極めて忠実な人が、理不尽な程のひどい試練に苛まれた記録。

サタンにより子供や家畜、財産などを奪われた上に、友からは「何か悪いことをしたために天罰が下ったのだ」という風に、何も悪い事をしていないのに罪を認めるようにと促されており、いわば冤罪のような扱いである。

ヨブは試練に苛まれている際に、友から「慰め」ではなく「疑い」を掛けられ、非常に辛い思いをしたと思われる。

登場する地名[編集]

ウヅ
ヨブの住んでいた土地。ウツとも。現在のイスラエルの南部辺り。

登場人物など[編集]

主(ヤハウェ
ヨブの件でサタンやヨブ、エリパズと話をする。
サタン
ヨブがヤハウェに遣える動機に嫌疑を掛け、試練に合わせる権限を得た。
しかし最後までヨブの忠誠を挫く事はできなかった。
「人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。」と述べる事で、疑いの範囲はヨブだけには限定せず、人類一般にまで疑いを掛けている。
ヨブに関する結果だけを言えば、サタンは自分で自分が偽り者である事を証明した事になる。ヨブではない他の人間に関して言えば、人によっては違う結果が出るのかもしれない。
ヨブ
「東の人々のうちで最も大いなる者であった」と表現されている。ヤハウェへの忠誠心が非常に強い。
ヤハウェがサタンにヨブの紹介をした際、「あなたはわたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか」と、ヤハウェからの信頼もとても厚かった事が分かる。
しかしそれゆえに、サタンからその動機に嫌疑を掛けられ、何も悪いことをしていないのに強烈な試練に遭遇し、非常に辛い目に合わされた。その試練に合った際のヨブは友人の目からしても「ヨブであることを認めがたいほど」だった。
エリフ
「ラム族のブズびとバラケルの子」32章以降で発言が入る。「ヨブの三人の友」よりは年齢的に年下だった。

ヨブの三人の友[編集]

ヨブからは「あなたがたは皆人を慰めようとして、かえって人を煩わす者だ。」という、散々な評価を受けている。ヤハウェからも「あなたがたが、わたしのしもべヨブのように正しい事をわたしについて述べなかった」と言われている。

エリパズ
ヨブの友の一人で、テマン人。
ビルダデ
ヨブの友の一人で、シュヒ人。
ゾパル
ヨブの友の一人で、ナアマ人。

各章リスト[編集]

話数 概要
第1章 ヨブに臨む1度目の試練とその経緯
第2章 ヨブに臨む2度目の試練とその経緯
第3章 ヨブの嘆き
第4章
第5章
エリパズの返答
第6章
第7章
ヨブの返答
第8章 ビルダデの返答
第9章
第10章
ヨブの返答
第11章 ゾパルの返答
第12章
第13章
第14章
ヨブの返答
第15章 エリパズの返答
第16章
第17章
ヨブの返答
第18章 ビルダデの返答
第19章 ヨブの返答
第20章 ゾパルの返答
第21章 ヨブの返答
第22章 エリパズの返答
第23章
第24章
ヨブの返答
第25章 ビルダデの返答
第26章
第27章
第28章
第29章
第30章
第31章
ヨブの返答
第32章
第33章
第34章
第35章
第36章
第37章
エリフの発言
第38章
第39章
第40章
第41章
ヤハウェの発言
第42章 ヨブ記の結末

その他[編集]

  • ヨブはノアやダニエルと共に並べられる程の義人としてヤハウェに認識されている[1][2]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

他事典リンク¦ウィキペディア ¦ウソペディア ¦コトバンク