パンタグラフ付き付随車の一覧
ナビゲーションに移動
検索に移動
パンタグラフ付き付随車の一覧では、集電用・霜取り用を問わず、パンタグラフを搭載する付随車・制御車の一覧を掲載する。
新幹線[編集]
- 新幹線300系電車 329形・328形・319形
- 新幹線E6系電車 E628形・E629形
- ミニ新幹線ゆえに床下のスペースが少なく、電動車に全ての機器を設置することが難しいため、サハにも電装品を搭載する[1]。
北海道[編集]
- 国鉄781系電車 クハ780形・サハ780形
- JR北海道785系電車 クハ784形・サハ784形
- JR北海道789系電車 サハ788形1000番台
- 札幌市交通局7000形電車 7300形
関東[編集]
- JR東日本E331系電車 サハE331形500番台
- 言わずと知れた伝説の迷車。理由は不明だが、サハにパンタグラフを搭載する。
- JR東日本E993系電車 サハE993形
- 連接台車の試験車。サハにパンタグラフがある理由はサハE331-500と同じと思われる。
- 営団6000系電車 6100形・営団7000系電車 7100形
- 回生ブレーキの安定性を高めるために搭載していたが、後年に撤去された[1]。
- 京王6000系電車クハ6750形・7000系電車クハ7750形(2両編成)
- デハ6400形・デハ7400形にもパンタグラフが搭載されているが、離線対策?でクハにもパンタグラフが搭載されている。
- 小田急1000形電車 サハ1050形
- 3号車のサハ1350にパンタグラフが搭載。ただし4連と元4連の編成を除く。
- 京急600形電車 サハ600-3・サハ600-7
- 4両編成の600形と608編成に限りサハにパンタグラフが搭載されている。
- 京急2100形電車 サハ2100
- 京急1000形電車 サハ1000
- 1001〜1065、1401〜1445編成が該当。それ以外は1890番台を除きデハにパンタグラフを搭載。
- 京急1000形電車1890番台 サハ1000-3
- 自動回転式シートの重量が重く、先頭車に全ての電装品を搭載すると35tを超えてしまうため、サハにVVVFインバータやパンタグラフを搭載する[2]。
- 京成3600形電車 サハ3608
- ターボ君は6連時代、中間付随車のうち1両にもパンタグラフを搭載していた。
- 東武3070系電車 クハ3670形
- 霜取り用。のちにモハに移設。
- 銚子電気鉄道22000形電車 クハ22000形奇数車
- 降圧工事の際、主制御器をパンタグラフのない偶数車に搭載している関係でこちらが電装解除された。
中部[編集]
- 名鉄3400系電車 ク2400形
- 製造当初は回生ブレーキを搭載し、回生失効を懸念して制御車にもパンタグラフを搭載したが回生ブレーキ停止によりいったん撤去。その後、モ3450への給電のために再設置されたが、動態保存の際に再撤去された。
- 名鉄3700系電車 (2代) ク3716
- 築港線用の電装解除車で、パンタグラフがそのまま残置している。
- アルピコ交通20100形電車 クハ20100形
- 松本方に霜取りパンタグラフを設置する必要があったため、クハに集電用のパンタグラフを搭載する[1]。
- JR東日本E127系電車 クハE126形100番台
- 霜取り用。107~112のみ。
- JR西日本681系電車クハ680形・サハ680形・683系電車クハ682形・クロ682形・サハ682形
- 交直流電車で搭載する機器が多くモハに全ての機器を設置するのが難しかったためか、クハ・サハにパンタグラフが搭載されている。
- JR西日本521系電車クハ521形
- 上記の681・683系シリーズと同様の理由。
- JR西日本415系電車800番台クハ415-801
- 霜取り用。のちに撤去された。
- 養老鉄道620系電車サ560形・625系電車サ565形
- 主制御器は種車の関係でパンタグラフのないモ620形に搭載し、サ560・565は電装解除されている。
関西[編集]
- JR西日本289系電車クハ288形・クロハ288形・サハ288形
- 上記の683系と同様の理由。
- 阪急6000系電車 6690形
- 6600形を電装解除した車両だが、一部は補助電源と空気圧縮機への電源供給を目的としてパンタグラフが一部残存している。
- 山陽電鉄6000系電車 6300形
- 大阪府都市開発7000系電車 クハ7551・クハ7571
- 水間鉄道500形電車 クハ551形
- 電装解除車だが、パンタグラフは残存している。
- 和歌山電鐵2270系電車 クハ2700形
- 上記銚子電鉄22000形と同様の理由。
- 近鉄20100系電車 サ20200形
- 先頭車が2階建て車のため床下機器を置くスペースがなく、制御装置とパンタグラフをこちらに集約搭載する。
四国[編集]
- JR四国8000系電車 8000形
- 離線対策[1]。かつては8500形にもパンタグラフを搭載していた[1]。
- JR四国8600系電車 8700形・8750形
- 伊予鉄道3000系電車 クハ3300形
九州[編集]
- JR九州813系電車 クハ813形0・100・200・300・2200・3400・3500番台
- JR九州883系電車 サハ883形0・100番台
- 1ユニット構造でモハに全ての機器を設置するとモハが重くなってしまうため、サハにパンタグラフなどを搭載している[3]。
その他[編集]
脚注[編集]
- ↑ a b c d e f パンタグラフを「付随車」に搭載する電車の謎 東洋経済、2022年5月17日
- ↑ 京急の新造1000形中間車 制御装置を搭載しているのになぜ「サハ」? 理由を聞いてみた 乗り物ニュース、2021年5月2日
- ↑ 「ソニック」のパンタグラフ付き付随車 サハ833形100番代(サハ883-104) トレインブックス