サンフレッチェ広島-2012
この辺りからの数年間は、経営改善のため積極的な補強を行えないことから、さらには独特なサッカースタイルを用いていることから他チームからの戦力補充が容易にできなくなったこともあり、手薄なところをピンポイント補強あるいは最悪の場合は現役ユース生を高校生Jリーガーとして登用する方針で進んでいく[1]。15年間在籍していた服部公太、中林洋次が岡山に、トミッチが愛媛に、髙柳一誠が札幌に、盛田剛平が甲府に、李忠成がサウサンプトンFCに、ムジリがFCゼスタポニに移籍、山﨑雅人(山形)、内田健太(愛媛)がレンタル移籍先に完全移籍、鳥栖にレンタル移籍している岡本知剛のレンタル移籍期間が延長、新潟から千葉和彦、大宮から石原直樹を獲得、2年間レンタル移籍していた平繁龍一が復帰、ファン・ソッコ、イ・デフォン、増田卓也が入団した。 2012年11月24日、第33節のC大阪戦に勝利し、1試合を残して[2] クラブ史上初となるJ1年間総合優勝を決めた[3]。なお、2008年にはJ2で年間優勝しているため、前年の柏に続いてJ1、J2の両ディビジョンで年間優勝のタイトルを持つクラブとなった。また、オリジナル10の中で3大タイトルのいずれもを取っていないチームはなくなったことになる。FIFAクラブワールドカップ(CWC)は、初戦でオークランド・シティに勝利。準々決勝でアルアハリに敗退したが、5位決定戦で蔚山現代FCに勝利して5位の成績。
J1リーグ[編集]
Jリーグ杯[編集]
試合 |
日付 |
チーム |
結果 |
チーム |
開催地
|
GL-A-2 |
2012.04.04 |
サンフレッチェ広島 |
1-1 |
川崎フロンターレ |
広島ビ
|
GL-A-3 |
2012.04.18 |
ジュビロ磐田 |
1-0 |
サンフレッチェ広島 |
ヤマハ
|
GL-A-4 |
2012.05.16 |
セレッソ大阪 |
2-1 |
サンフレッチェ広島 |
長居球
|
GL-A-5 |
2012.06.06 |
サンフレッチェ広島 |
1-3 |
ベガルタ仙台 |
広島ビ
|
GL-A-6 |
2012.06.09 |
サンフレッチェ広島 |
5-1 |
サガン鳥栖 |
広島ビ
|
GL-A-7 |
2012.06.27 |
浦和レッズ |
3-0 |
サンフレッチェ広島 |
埼玉
|
番 |
Pos. |
選手 |
生年月日(年齢)
|
1 |
GK |
西川周作 |
1986-06-18 (25)
|
2 |
DF |
ファン・ソッコ |
1989-06-27 (22)
|
3 |
DF |
西岡大輝 |
1988-08-21 (23)
|
4 |
DF |
水本裕貴 |
1985-09-12 (26)
|
5 |
MF |
千葉和彦 |
1985-06-21 (26)
|
6 |
MF |
青山敏弘 |
1986-02-22 (25)
|
7 |
MF |
森﨑浩司 |
1981-05-09 (30)
|
8 |
MF |
森﨑和幸 |
1981-05-09 (30)
|
9 |
FW |
石原直樹 |
1984-08-14 (27)
|
11 |
FW |
佐藤寿人 |
1982-03-12 (29)
|
13 |
GK |
増田卓也 |
1989-06-29 (22)
|
14 |
MF |
ミキッチ |
1980-01-06 (32)
|
15 |
MF |
髙萩洋次郎 |
1986-08-02 (25)
|
16 |
MF |
山岸智 |
1983-05-03 (28)
|
18 |
FW |
平繁龍一 |
1988-06-15 (23)
|
19 |
MF |
イ・デホン |
1993-11-17 (18)
|
20 |
MF |
石川大徳 |
1988-01-06 (24)
|
21 |
GK |
原裕太郎 |
1990-04-23 (21)
|
22 |
MF |
横竹翔 |
1989-08-30 (22)
|
23 |
MF |
鮫島晃太 |
1992-06-24 (19)
|
24 |
DF |
森脇良太 |
1986-04-06 (25)
|
25 |
FW |
大﨑淳矢 |
1991-04-02 (20)
|
26 |
FW |
井波靖奈 |
1992-06-25 (19)
|
27 |
FW |
清水航平 |
1989-04-30 (22)
|
28 |
FW |
丸谷拓也 |
1989-05-30 (22)
|
29 |
MF |
野津田岳人 |
1994-06-06 (17)
|
30 |
DF |
辻尾真二 |
1985-12-23 (26)
|
33 |
DF |
塩谷司 |
1988-12-05 (23)
|
35 |
MF |
中島浩司 |
1977-08-20 (34)
|
関連ページ[編集]
- ↑ “5人加入 底上げ期待”. 中国新聞: p. 16. (2013年1月13日)
- ↑ Jリーグが1リーグ制になってからは2010年以来となる最終節を待たずしての優勝だった。
- ↑ 前身の東洋工業サッカー部時代には日本サッカーリーグで5度優勝しており、それを含めれば1970年以来のトップリーグ戦での優勝となる。