21世紀以降の日本に残った吊り掛け電車の一覧

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21世紀以降の日本に残った吊り掛け電車の一覧では、2001年以降も残留した、駆動方式が吊り掛け駆動方式の電車車両を挙げる。

概要[編集]

日本の電車では20世紀末になると、部品点数は多いが、高速化に対応できるカルダン駆動が完全に普及してしまい、吊り掛け駆動は絶滅寸前となった。そんな中でも2001年以降もしぶとく残った例があるので、これについてを網羅する。

JR各社[編集]

殆どが事業用車であり、旅客用車両としてはイベント用に数例残った程度に過ぎない。JR化後に登場したクモハ84は21世紀を迎えることなく全廃されている。

東武鉄道[編集]

2001年初頭時点で合計162両が在籍していたが、2007年に全滅した。

富士急行[編集]

1994年までに事業用を含めてすべて一掃されたが、沿線での保存が実現しているのであえて載せておく。

東急電鉄[編集]

東急150形電車が最後まで4両残っていたが、2001年3月までにすべて廃車され全滅。

同時に保有車両全車が回生ブレーキ付きとなった。

京成電鉄[編集]

2007年まで事業用車モニ20が在籍していた。

相模鉄道[編集]

モニ2000形が事業用として残っていたが、2007年までにすべて廃車されて全滅している。

名古屋鉄道[編集]

2001年初頭時点で合計36両が在籍していたが、本線系統の12両は2003年に全廃。瀬戸線系統からも2011年までにすべて廃車されている。

近畿日本鉄道[編集]

2001年以降も特殊狭軌線に残っていたが、2015年までに路線ごと移管されている。

西日本鉄道[編集]

本線系統に事業用車2両、宮地岳線系統に営業用車両15両が残っていたが、2007年までに全廃されている。

その他中小私鉄[編集]

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ここでは、路面電車については一部例外を除き扱わない。

弘南鉄道
上毛電気鉄道
銚子電気鉄道
箱根登山鉄道
  • モハ1形 - 2019年に吊り掛け車は全廃、以降はカルダン化された車両のみ残留。
江ノ島電鉄
伊豆箱根鉄道
福井鉄道
いずれも2006年の小型車投入で一掃された。
豊橋鉄道
鉄道線の渥美線のみ紹介。7300系が名鉄から譲受されたが2003年に全廃。
遠州鉄道
遠州鉄道30形電車 - 2018年全廃。
大井川鉄道
三岐鉄道
三岐線のみ紹介。北勢線は先述の270系が全て引き継がれ2022年現在も現役である。
四日市あすなろう鉄道
260系が全て引き継がれ2022年現在も現役である。
えちぜん鉄道
京福時代からすべてを挙げる。
叡山電鉄
近江鉄道
高松琴平電気鉄道
2007年までに1000形、3000形、5000形、20形各1両とデカ1を残して全廃。残るの旅客車4両も2021年までにすべて現役から引退している。