肱川
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肱川(ひじかわ)とは、愛媛県大洲市と西予市の境にある鳥坂峠を源流とする河川である。河口までの直線距離は18キロメートルだが、中流部が湾曲しているため、流路が延長して103キロメートルとなっている。流域のおよそ85パーセントは山地であるが河床勾配が緩くて河口付近が狭い「V字谷」となっているため、洪水がはけにくい問題があり、川が手のひらのように広がる大洲盆地では洪水が発生しやすいことになる。
流域面積は1210平方キロメートルで、日本の河川では第55位である。支川の数は474を数え、日本では5番目に支川が多い河川である。流域の年間降水量はおよそ1800ミリである。
平成30年(2018年)7月の西日本豪雨では肱川が氾濫した結果、大洲市と西予市に甚大な被害を与える結果となった。
流域の都市[編集]
一級水系の河川 |