朱色5号
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16進数表記 | #ca4f3c |
---|---|
RGB | (202, 79, 60) |
CMYK | 0, 61, 70, 21 |
HSV | (8°, 70%, 79%) |
HSL | (8°, 70%, 79%) |
HWB | (8°, 24%, 21%) |
XYZ | (28, 18, 6) |
Lab | L:50.07 a:47.79 b:36.28 |
マンセル値 | 8.3R 5/11.1 |
朱色5号 (しゅいろ5ごう)とは、日本国有鉄道が制定した国鉄色のことである[1]。通称は首都圏色(しゅとけんしょく)[1]。
名称[編集]
首都圏にある相模線(橋本 - 海老名間)で使用されていたキハ10系から塗り替えられたことから[1]。その後、八高線(当時は非電化だったため八王子 - 高麗川 - 高崎間全線)で使用されていたキハ30・35・36にも塗装された[1]。
概要[編集]
1978年以降の一般形、近郊形、荷物車の気動車の塗色となった。塗装工程の簡略化のために採用された。国鉄分割民営化による地域色の登場により米子機関区を除いて姿を消したが、JR西日本の塗色簡略化により同社の鋼製車体の気動車の標準塗色となった。
登場当時は評判が良くなく、一部の鉄道ファンの間で「たらこ色」という蔑称がつけられた[1]。何よりかつては急行列車の一等車に用いられたキハ26 400番台・600番台も首都圏色になり、その凋落ぶりが目についた。ただし、荷物車や郵便荷物合造車に改造されて首都圏色に塗りかえられた車両については原型が色褪せた分それほどの凋落ぶりは認められなかった。ただ、秋の夕焼けにはよく映える塗色である。鉄道に興味のない一般人からは「オレンジ色」、工業製品に詳しい一般人からは「さび止め塗装」と言われる。また、色落ちがしやすいことでも不評だった。