オレンジ色

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オレンジ色/橙色
16進数表記#ff8000
RGB (255, 128, 0)
HSV (30°, 100%, 100%)
HSL (30°, 100%, 100%)
HWB (30°, 0%, 0%)
XYZ (49, 37, 5)
Lab L:67.05 a:42.83 b:74.03
オレンジ色(JIS慣用色名)
16進数表記#fd7e00
RGB (253, 126, 0)
HSV (30°, 100%, 99%)
HSL (30°, 100%, 99%)
HWB (30°, 0%, 1%)
XYZ (48, 36, 4)
Lab L:66.37 a:43.04 b:73.48
オレンジ色の食材の例(ニンジン
道路脇のデリネーター

オレンジ色(オレンジいろ、: orange)とは、この色黄色の中間色。橙色ともいう。基本色彩語の一つ。暖色の一つ。進出色の一つ。ミカン科であるダイダイの果実や果皮の色に由来する色。どちらかというと実より果皮の色をさす。「オレンジ色」の表記の場合、「色」を付けずに単に「オレンジ」とだけ略して表記する場合もある。外来色名のオレンジは、慣例的に、赤と黄色の中間色相のカテゴリを代表する基本色彩語の一つと、ミカン科であるダイダイの果実名や皮の名前の2種類の意味がある。外来色名のオレンジは、英語の基本色彩語の一つで、日本でも基本色彩語として通用され、赤と黄色の中間にある色域を表す色として使われる。そのため、単にオレンジだけでも色名として通用する。日本語の橙色は、柑橘類の果実の名前を借りた色名で、他の基本色彩語とはやや性格が異なっている。オレンジ色に対するイメージは、赤とほぼ同じように、インパクトのある力強い感じの色で、よく目立ちやすく、興奮色、進出色、膨張色で、刺激を与え、識別性が高く、色が前方に飛び出たように、近くに感じるように見え、アクセントが強い色である。日本語表記においての記述でも、橙色とせずにオレンジ色とされる場合も多い。


赤と黄色の中間色であるオレンジ色は、古くは黄色の範囲に含まれており、オレンジ色は古くは黄色系の色だったという。色系統は、昔「オレンジ系の色」という概念が無かった。

JIS慣用色名での定義では「オレンジ」である。

オレンジ色の心理効果・イメージは、エネルギー、陽気、高揚、元気、派手、豊か、興奮、快活、夕日、暖かい、暑い、熱い、熱、危険、警告、警戒、やばい、航空、明示、愉快、面白い、好奇心、楽しい、嬉しい、健康的など。充電中の指示灯にも使用されている。

オレンジ色は、オレンジ系統の色全般を総称する基本色彩語としても使われる。

光の三原色RGBの比率で表すと2:1:0。

オレンジは、黄色に赤の要素が入っているので、強烈なエネルギーの赤と、明るく輝かしい色の黄色を持ち合わせたもので、パワー、エネルギー、重さ、目立ちやすさの質が強まるという雰囲気を表す色である。

オレンジ色は、単色で使ったり、黄色と組み合わせたり、黄色とグラデーションにすると派手さがより豊かになり、強いエネルギーのイメージを作る。単色イメージと、配色とでは、色のイメージが少し違ってくる場合もある。無彩色と組み合わせたり、無彩色の灰色とグラデーションにしても、鮮やかさを保てる特徴がある。

外来色名のオレンジは、明度及び彩度に関する修飾語、色相の修飾語に付く場合は、「赤色」「黄色」「茶色」「緑色」と同じように、「色」を伴い、「~色」を付けて「オレンジ色」と表記するのがわかりやすい場合が多い。「暗いオレンジ色」、「薄いオレンジ色」、「黄みがかったオレンジ色」、「黄みのオレンジ色」のように呼ばれる。場合によっては、「~色」を付けずに「オレンジ」と表記してもどっちでもよい。同様に、文章にする場合も、「~色」を付けて「オレンジ色」と表記した方がわかりやすい場合が多い。ただし、色相のうち、複合語の形態素では、「色みがかった」「色寄り」という表記は、色を付けずに「オレンジ」と表記し、「オレンジがかった○」「オレンジ寄りの○」と書く。「オレンジがかった黄色」のように呼ばれる。複合語の形態素で、色系統別も同様、「~系の色」という表記は、色を付けずに「オレンジ」と表記し、「オレンジ系の色」と書く。オレンジの中の特定の色を表す場合に使用される。

和色名の橙色は、明度及び彩度に関する修飾語、色相の修飾語に付く場合や、色相の主要色の組み合わせの後ろに付く場合は、「~色」を付けて「橙色」と表記しても、「~色」を付けずに「橙」と表記してもどっちでもよい。「~色」を付けずに「橙」と表記した場合、「暗い橙」「薄い橙」「薄橙」「黄橙」「黄みがかった橙」「黄みの橙」のように呼ばれる。

日本語でもオレンジという記述になっている理由は、「橙」の漢字が教育用漢字に採用されなかったからでもある。教育漢字に「橙」が含まれていないため、学童用のクレヨンや色鉛筆の色名にオレンジが使われた。これにより、橙色よりオレンジが色名として一般的になった。

安全色(安全色彩)の規定におけるオレンジ色は、通常「黄赤(きあか)」と呼ばれている。マンセル表色系では「YR(黄赤)」に相当する。車の燃料残量警告灯の色である。道路工事についての警告にも使われる。「安全+第一」の立て札の色。

マンセル表色系では「黄赤(Yellow Red=YR)」とも呼ばれる。

オレンジ色の顔料には、クロムオレンジ、カドミウムオレンジがある。

背景色・文字色の使用[編集]

span styleで背景色の変更
  • <span style="background-color:#FF8000;”>背景色はオレンジ×文字色は黒</span>背景色はオレンジ×文字色は黒と表示される
文字色の変更
  • <span style="color:#FF8000">'''背景色は白×文字色はオレンジ'''</span>背景色は白×文字色はオレンジと表示される
背景色と文字色の組み合わせの変更
  • <span style="color:#FF8000;background-color:#000000;">'''背景色は黒×文字色はオレンジ'''</span>背景色は黒×文字色はオレンジと表示される

余談?[編集]

赤と黄色の中間に当たる色を「赤みがかった黄色」「黄みがかった赤」と呼び分けることができるが、どちらとも呼べないような色は「オレンジ色」である。

オレンジ色で連想されるもの[編集]

プロ野球チーム
プロサッカーチーム
鉄道事業者
鉄軌道路線
鉄道車両
列車種別・愛称
バス事業者

関連項目[編集]