国鉄キハ26形気動車
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国鉄キハ26形気動車 (こくてつきは26かたきどうしゃ)は、日本国有鉄道が設計、開発した液体式ディーゼル動車 (気動車)である。
概要[編集]
DMH17ディーゼルエンジンを床下に1機搭載している。車体長は21000mm、車体幅は2800mmである。客用扉は車体両端に片側2箇所設けられている。客用窓は当初、バス窓であったが、後の増備車からは一段上昇窓となった。
他形式からの編入[編集]
国鉄キロ25形気動車、国鉄キロハ25形気動車が格下げされて本形式に編入され、前者は400番台、後者は300番台となった。
他形式への改造[編集]
1973年から1980年にかけて国鉄キユニ26形気動車、国鉄キニ26形気動車に改造された。
番台区分[編集]
配置両数は、[1]を参考にして記載している。
- 0番台: 1958年に製造された。最初の配置は、竹下13両、名古屋7両、水戸2両。
- 100番台: 1958-61年に172両が製造され、全国各地に配置された。
- 300番台: 1967-69年にキロハ25型から改造された。改造内容は淡緑色の帯の撤去と一等表記の抹消のみである。最初の配置は、小海線1両、敦賀3両、福知山3両、高知3両、鳥取5両。使い勝手が悪いため一両を除き、すべてキユニ26、キニ26に改造された。
- 400番台: 1967-69年にキロ25型から改造された。改造内容は淡緑色の帯の撤去と一等表記の抹消のみである。後に一部の車両が600番台に改造されたほか、キユニ26、キニ26に改造された。
- 600番台: 1976-77年に400番台から改造された。改造内容は室内のロングシート化である。最初の配置は、東唐津15両、長崎1両、鹿児島5両。