新川町 (愛知県西春日井郡)
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新川町(しんかわちょう)とは、西春日井郡にかつて存在した町である。平成17年(2005年)に清須市に編入されて消滅した。
概要[編集]
新川の町名は江戸時代後期の天明7年(1787年)に尾張藩士・水野千之右衛門が新川を開削する大工事が完成し、これによって長年近隣の住民が悩まされていた水害から免れるようになり、町の発展の基礎が作られたことに由来するという。
明治22年(1889年)に土器野新田村・中河原村・下河原村などが合併して新川村が誕生する。明治23年(1890年)に町制が施行されて新川町が誕生した。明治39年(1906年)に新川町と桃栄町・阿原村・寺野村の4町村が合併して新川町が改めて誕生した。
この町は水稲が盛んな農村地帯であったが、大正時代の大正10年(1921年)に町内の須ヶ口に豊和工業が建設されたのを契機に大企業の誘致が始まる。これにより農村から近代的な工業都市へ変化を遂げていった。現在、農業に関しては工業都市化のほか、宅地開発による農地減少もあって縮小して兼業化も進んでいる。
平成17年(2005年)7月7日に清洲町・西枇杷島町と合併して清須市が発足したことにより、新川町は廃止された。
見どころ[編集]
年中行事[編集]
特産品[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)時点の人口は1万8283人、平成16年(2004年)11月1日時点の人口は1万8896人である。