岡本行夫

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが岡本行夫の項目をおカタく解説しています。

岡本 行夫(おかもと ゆきお、1945年昭和20年)11月23日 - 2020年令和2年)4月24日)は、日本外交評論家産経新聞「正論」メンバー)、実業家。元外交官内閣総理大臣補佐官イラク担当・沖縄担当)、内閣官房参与、内閣総理大臣外交顧問等を経て、マサチューセッツ工科大学国際研究センターシニアフェロー、立命館大学客員教授、青山学院大学特別招聘教授。

略歴[編集]

神奈川県生まれ。既婚者。

昭和43年(1968年)に外務省に入省し、北米1課長を経て平成3年(1991年)に退官する。平成8年(1996年11月から平成10年(1998年3月までの第1次橋本内閣第2次橋本内閣首相補佐官を、平成15年(2003年4月から平成16年(2004年3月までの第3次小泉内閣で首相補佐官を務めている。橋本内閣の際には沖縄問題担当として、米軍普天間飛行場の移設問題や振興策推進のため、日本政府と沖縄のパイプ役を担っている。小泉内閣の際にはイラク戦争後のイラク復興支援に当たっている。

平成27年(2015年)には戦後70年談話の作成に向けた内閣総理大臣安倍晋三の私的諮問機関である「21世紀構想懇談会」のメンバーを務めた。

令和2年(2020年)4月24日、新型コロナウイルスCOVID-19)による肺炎のため死去した。74歳没。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『さらば漂流日本――自力航行への転換』(東洋経済新報社、1995年)
  • 『ニッポン再生最前線――岡本行夫対談集』(都市出版、1997年)
  • 『砂漠の戦争――イラクを駆け抜けた友、奥克彦へ』(文藝春秋、2004年/文春文庫、2006年)

共著[編集]

共編著[編集]

翻訳[編集]

  • ジョン・C・マクスウェル『人を動かす人の「質問力」』監訳 三笠書房 2016

関連項目[編集]

外部リンク[編集]