大久保駅 (京都府)
大久保駅 | |
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おおくぼ Okubo | |
◄B11 伊勢田 (0.9km) (1.0km) 久津川 B13► | |
所在地 | 京都府宇治市広野町西裏81-2 |
駅番号 | B12 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | B 京都線 |
キロ程 | 13.6km(京都起点) |
電報略号 | オクホ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- | 26,217人/日 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月3日 |
乗換 | 新田駅(JR奈良線)* |
備考 | * 両社から乗換駅として認められていない。 |
大久保駅(おおくぼえき)は、京都府宇治市大久保町にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号にはB12が割り振られている。
概要[編集]
京都府宇治市と城陽市内にある近鉄京都線の6つの駅(小倉駅・伊勢田駅・大久保駅・久津川駅・寺田駅・富野荘駅)のうち、唯一急行の停車する駅である。また乗降客数は6駅中、更に同2市内にある20の駅(前掲近鉄6駅、JR西日本奈良線9駅、京阪電車宇治線4駅、京都市営地下鉄東西線1駅)のうち最も多く、同2市を含む山城地区(人口約60万人)にある44駅のうちでも最も多く、中心駅となっている。
大久保駅を中心として、伊勢田駅方面は下り勾配、久津川駅方面も下り勾配となっており、発車後は下り勾配を用いて加速でき、両駅から大久保駅に向けて停車する際は上り勾配による減速が得られ、エネルギーを効率よく活かすことができるようになっている。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | B 京都線 | 下り | 新田辺・大和西大寺・奈良・天理・ 橿原神宮前・吉野・大阪難波方面 |
3・4 | 上り | 丹波橋・京都・京都国際会館方面 |
1・4番線は主に優等列車の待避用に用いられている。なお、構内の方面表記では上記のように記載されているが、吉野駅へは橿原神宮前駅にて吉野線の列車に、大阪難波駅へは大和西大寺駅にて奈良線の列車に、それぞれ必ず乗り継ぐことになる。
駅周辺[編集]
近鉄京都線は京都盆地をほぼ一直線に縦断するが、その盆地の中央付近で東側の山地より張り出す丘陵地帯の頂上付近に大久保駅がある。本駅付近が連続立体交差になっているせいもあるが上下どちらの列車に乗車してもわかる。
開業当時は京都府久世郡大久保村と広野村のちょうど間に駅が設置された。
現在はその間は市街化されている。
旧久世郡の中心部付近、宇治市の南西部に位置し、城陽市、久世郡久御山町も徒歩圏で、又JR奈良線と新田駅付近でX(エックス字)型に接し、バスターミナルから各方面へバス路線が張り巡らせられ、また駅のすぐそばにはレンタカーの店舗も数店あり、一体は山城地区(人口約60万人)の交通結節点、経済の中心地として今後の整備と発展が期待される。
中央リニア新幹線との関連[編集]
当駅から京都、奈良駅双方へはそれぞれ13.4km、25.4kmで、近鉄京都線とJR奈良線が実質的な起点終点である両京都駅~両奈良駅間でその間で経路が異なっており、京都方、奈良方双方で最大3~4km程度離れていて、当駅付近で最も接近(前述の通り約300m)し、両線に駅がある京都市域、奈良市域以外の随一の地点である。
従ってこの駅とJR新田駅にかけての場所に中央リニア新幹線の京都府駅を設置し西口を当駅、東口をJR新田駅と接続すれば双方の鉄道で双方の都市並びに両沿線へのターミナル駅となるので、両線、両市、両駅を含む京都府、奈良県の他場所に設置するより費用対効果が大きく期待出来る、とする私論がある。
しかし新田駅は一日の利用者が3000人程度の小規模な駅で、敢えて京都・奈良の中間点に駅を設けるということ以外にメリットが存在しない。周辺自治体の規模・接続路線の規模に対して馬子にも衣装と言ったところだろうか。
B 近鉄京都線の駅一覧 |