佐々木史朗 (映画プロデューサー)
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佐々木 史朗(ささき しろう、昭和14年(1939年)1月22日 - 令和4年(2022年)4月18日)は、日本の映画プロデューサー。長女は詩人、パフォーマーの三上その子。
プロフィール[編集]
略歴[編集]
本名は佐々木 正路(ささき まさみち)。
山口県立岩国高等学校を経て、早稲田大学中退。
TBSテレビ演出部、東京ビデオセンター、日本アート・シアター・ギルドを経て、オフィス・シロウズ代表。
平成23年(2011年)、日本映画大学を川崎市に設立し、平成30年(2018年)まで理事長を務めた。
令和4年(2022年)4月18日午後8時44分、肺癌のため、東京都内の自宅で死去した。83歳没。喪主は長女の三上が務め、葬儀は近親者で行なわれた。
担当作品[編集]
- 1975年 青春散歌 置けない日々(橋浦方人監督、映影社同人製作) - 製作
- 1978年 星空のマリオネット(橋浦方人監督、東京ビデオセンター製作) - 企画
- 1978年 さすらいの恋人 眩暈(めまい)(小沼勝監督、日活製作) - 企画
- 1978年 危険な関係(藤田敏八監督、三浦朗製作) - 企画
- 1980年 海潮音(橋浦方人監督、シネマハウト/ATG製作) - 製作
- 1980年 ヒポクラテスたち(大森一樹監督、シネマハウト/ATG製作) - 製作
- 1980年 ミスター・ミセス・ミス・ロンリー(神代辰巳監督、市山パースル/ATG製作) - 製作
- 1981年 ガキ帝国(井筒和幸監督、プレイガイドジャーナル/ATG製作) - 製作
- 1981年 遠雷(根岸吉太郎監督、ATG/にっかつ撮影所/ニュー・センチュリー・プロデューサーズ製作) - 製作
- 1981年 近頃なぜかチャールストン(岡本喜八監督、喜八プロ/ATG製作) - 製作
- 1981年 風の歌を聞け(大森一樹監督、シネマハウト/ATG製作) - 製作
- 1982年 転校生(大林宣彦監督、日本テレビ放送網/ATG製作) - 製作
- 1982年 九月の冗談クラブバンド(長崎俊一監督、シネマハウト/ATG/プロダクション爆製作) - 製作
- 1982年 TATTOO<刺青>あり(高橋伴明監督、国際放送/ATG/高橋プロダクション製作) - 製作
- 1982年 怪異談 生きてゐる小平次(中川信夫監督、磯田事務所/ATG製作) - 製作
- 1982年 キッドナップ・ブルース(浅井慎平監督、バーズスタジオ/ATG製作) - 製作
- 1983年 家族ゲーム(森田芳光監督、にっかつ撮影所/NCP/ATG製作) - 製作
- 1984年 廃市(大林宣彦監督、PSC/新日本制作/ATG製作) - 製作
- 1984年 蜜月(橋浦方人監督、シネマハウト/ATG製作) - 製作
- 1984年 すかんぴんウォーク(大森一樹監督、渡辺プロダクション/シネマハウト/ニュー・センチュリー・プロデューサーズ製作) - 製作
- 1984年 人魚伝説(池田敏春監督、ディレクターズ・カンパニー/ATG製作) - 製作
- 1984年 逆噴射家族(高橋伴明監督、ディレクターズ・カンパニー/国際放送/ATG製作) - 製作
- 1984年 さらば箱舟(寺山修司監督、劇団ひまわり/人力飛行機舎/ATG製作) - 製作
- 1985年 ユー・ガッタ・チャンス(大森一樹監督、渡辺プロ/N・C・P/シネマハウト製作) - 製作
- 1986年 君は裸足の神を見たか(金秀吉監督、ATG/日本映画学校製作) - プロデューサー
- 1986年 野ゆき山ゆき海べゆき(大林宣彦監督、日本テレビ放送網/バップ製作) - 製作総指揮
- 1990年 僕が病気になった理由1・2・3(鴻上尚史・大森一樹・渡邊孝好監督、シネマハウト/サントリー製作) - 製作
- 1996年 空がこんなに青いわけがない(柄本明監督、オフィス・シロウズ/サントリー製作) - 製作
- 1996年 ロマンス(長崎俊一監督、オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 1996年 20世紀ノスタルジア(原将人監督、オフィス・シロウズ製作) - 企画
- 1998年 ヒロイン! なにわボンバーズ(三浦光尋監督、関西テレビ放送/オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 1999年 ナビィの恋(中江裕司監督、イエス・ビジョンズ/オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 2001年 柔らかな頬(長崎俊一監督、オフィス・シロウズ/BS-i製作) - 製作
- 2002年 コンセント(中原俊監督、BS-i/アミューズピクチャーズ/ジャパンホームビデオ/オフィス・シロウズ製作) - 企画
- 2002年 笑う蛙(平山秀幸監督、バップ/衛星劇場/ジャパンホームビデオ/博報堂/ワコー/オフィス・シロウズ製作) - 企画
- 2002年 ごめん(冨樫森監督、「ごめん」製作事業委員会製作) - 製作
- 2003年 ホテル・ハイビスカス(中江裕司監督、イエス・ビジョンズ/バンダイビジュアル/讀賣テレビ放送/オフィス・シロウズ/読売テレビエンタープライズ製作) - 企画
- 2004年 アンテナ(熊切和嘉監督、オフィス・シロウズ/ケングルーヴ製作) - 製作
- 2005年 スクラップ・ヘブン(李相日監督、オフィス・シロウズ/テレビ東京/バンダイビジュアル/イエス・ビジョンズ/ザズウ製作) - 企画
- 2006年 闇打つ心臓(長崎俊一監督、オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 2006年 ルート225(中村義洋監督、オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 2006年 コワイ女 カタカタ(雨宮慶太監督、ミコット・エンド・バサラ/キングレコード/IMAGICA/東映チャンネル/オフィス・シロウズ製作) - 製作
- 2006年 フリージア(熊切和嘉監督、小学館/東宝/バンダイビジュアル/ソニーPCL/オフィス・シロウズ製作) - 企画
- 2007年 恋するマドリ(大九明子監督、「恋するマドリ」製作委員会[1]製作) - 製作
- 2007年 やじきた道中 てれすこ(平山秀幸監督、オフィス・シロウズ/バンダイビジュアル/トータル/テレビ朝日サービス製作) - 製作
- 2009年 真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー(中江裕司監督、「真夏の夜の夢」パートナーズ[2])製作) - 製作
- 2010年 アブラクサスの祭(加藤直輝監督、「アブラクサスの祭」パートナーズ[3]製作) - 製作
- 2012年 キツツキと雨(沖田修一監督、「キツツキと雨」製作委員会[4]製作) - 企画
- 2012年 夢売るふたり(西川美和監督、「夢売るふたり」製作委員会[5]製作) - 企画
- 2013年 許されざる者(李相日監督、ワーナー・ブラザース映画製作) - Co.エグゼクティブプロデューサー
- 2015年 岸辺の旅(黒澤清監督、「岸辺の旅」製作委員会[6]製作) - 製作
- 2016年 モヒカン故郷に帰る(沖田修一監督、2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会[7]製作) - 企画
- 2016年 プロデューサーズ(後閉宏監督、アルタミラピクチャーズ製作) - 出演
脚注[編集]
- ↑ BALS/オフィス・シロウズ/バンダイビジュアル/テレビ朝日/幻冬舎/サニーサイドアップ/レプロエンタテインメント
- ↑ オフィス・シロウズ/バンダイビジュアル/衛星劇場/シネカノン/クオラス/ワコー琉球放送
- ↑ バンダイビジュアル/ビターズ・エンド/福島民報社/福島テレビ/三春町観光協会/フロンティアワークス/オフィス・シロウズ
- ↑ 角川映画/オフィス・シロウズ/関西テレビ放送/衛星劇場/トライストーン・エンタテイメント/NTTドコモ/Yahoo! JAPAN/読売新聞社/パレード
- ↑ バンダイビジュアル/オフィス・シロウズ/讀賣テレビ放送/アスミック・エース/文藝春秋/電通/衛星劇場/パパドゥ/Yahoo! JAPAN/エネット
- ↑ アミューズ/WOWOW/ショウゲート/ポニーキャニオン/博報堂/オフィス・シロウズ
- ↑ 関西テレビ放送/バンダイビジュアル/ポニーキャニオン/アスミック・エース/東京テアトル/テレビ新広島/オフィス・シロウズ